日本学術会議の新型コロナウイルス感染症に対する取組

SARS-CoV-2電子顕微鏡像
 撮影:広島大学ウイルス学 教授 坂口剛正、助教 東浦彰史
 提供:広島大学 田中純子副学長(日本学術会議連携会員)

パンデミックと社会に関する連絡会議

新型コロナウイルス感染症関連情報トピックス

日本学術会議の新型コロナウイルス感染症に関する最新の情報を紹介します。

Gサイエンス学術会議2022共同声明 (2022年5月31日公開)

令和4年5月31日ドイツ・ベルリンにおいて、ドイツ科学アカデミー・レオポルディーナの主催のもとGサイエンス学術会議2022(Science7 Dialogue Forum 2022)が開催されました。同会議には、日本学術会議から梶田会長、髙村副会長、カナダ王立協会、フランス科学アカデミー、ドイツ科学アカデミー・レオポルディーナ、イタリア・リンツェイ国立アカデミー、英国王立協会、全米科学アカデミーの代表が参加し、世界的な重要課題に係る共同声明が取りまとめられ、4つの提言が公表されました。以下にパンデミックに関わる2つの提言を紹介します。

・抗ウイルス薬:次のパンデミックに対する更なる備え
(英文(PDF形式:389KB)邦文仮訳(PDF形式:604KB))
・人獣共通感染症と薬剤耐性に対するワンヘルス・アプローチの必要性
(英文(PDF形式:394KB)邦文仮訳(PDF形式:718KB))


2022年 7月30日 公開シンポジウム「高齢者の健康・生活の視点から新型コロナ感染症対策に求められる老年学の役割と発揮」

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック初期において、高齢者はコロナウイルスの重症化の危険因子であることが示唆されました。しかし、コロナウイルスが高齢者に与える影響は、重症化するリスクの危険性にとどまらず、保健福祉医療へのアクセスが制限されて、社会的・経済的にも大きな困難が伴う影響を受けています。また、高齢者の生活機能、ケアやサポート、社会とのつながりを変えつつあります。高齢者は、自宅で自粛して、孤立・孤独、活動や参加の制限、病気や介護などに対するケアやサポートの不足などに直面しています。高齢者の健康・生活の視点から、新型コロナウイルス感染症対策に求められる老年学の役割と発揮についてシンポジウムで討論と質疑を行います。

開催地:オンライン開催(Zoom・YouTube)
対象:どなたでも参加いただけます
約800名(先着順)
以下のページのリンク先よりお申込みください
参加登録ページへのリンク


2022年5月号『学術の動向』特集:コロナ禍における社会の分断─ジェンダー格差に着目して─

  • 特集の趣旨 / 白波瀬佐和子
  • コロナ禍における社会の分断──ジェンダー格差に着目して / 白波瀬佐和子
  • 女性への相談支援の必要性──コロナ禍の経験からの考察 / 湯澤直美
  • 家族と新型コロナ感染拡大におけるジェンダー問題 / 筒井淳也
  • 公衆衛生・医療の観点からみたジェンダー格差 / 武藤香織
  • 民主主義と国際社会は有効か──コロナ禍とジェンダーの視点から / 竹中千春
  • ケアの代表・承認・報酬──ジェンダー格差解消に向けて / 三浦まり
  • ジェンダー視点からさらに検証する必要がある / 大沢真理
  • コロナ禍のジェンダー格差──国際人権法の観点から / 谷口洋幸


2022年3月号『学術の動向』
特集: コロナ禍とどう向き合うか ─公衆衛生上の危機と私たちの社会─
特集: 海空宇宙のCOVID-19対応と今後のパンデミック対応に向けて

2021年12月号『学術の動向』
特集: コロナ禍と現代社会 ─人文学・社会科学の視点から─

2021年11月号『学術の動向』
特集: コロナ禍における人・社会・環境-危機への対応と持続可能な社会の実現

2021年10月号『学術の動向』
特集: よくわかる新型コロナワクチン

2021年9月号『学術の動向』
特集: 新型コロナウイルス感染症に対する学術の取り組みと今後の課題

学術の動向は、学術協力財団HPより購入可能です。


新型コロナウイルス感染症に関する公開講演会の情報

日本学術会議は、早い段階から公開講演会を通して様々な分野でコロナ禍に関連する課題について科学者コミュニティおよび市民との対話を進めてきました。日本学術会議は、その特徴を活かした多様な視点(人文・社会科学、生命科学、理学・工学)からコロナ禍の状況を分析し、課題の抽出を行っています。その成果を関連する学協会と連携して、公開講演会として発表しています。

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シリーズ企画「学術フォーラム コロナ禍を共に生きる」

新型コロナウイルス感染症に関する審議状況(第二部大規模感染症予防・制圧体制検討分科会)

大規模感染症等を予防・制圧するために必要な体制の整備等について検討を行うため、第二部に分科会を設置し、精力的に審議を行っています。

分科会の情報はこちら

構成員名簿(PDF形式:26KB) 設置提案書(PDF形式:78KB)

日本学術会議のこれまでの取組

  • 日本学術会議は新型コロナウイルス感染症蔓延の早い段階から、国内外の科学者と共同で様々な取組を行ってきました。
2021年
2021年11月30日 梶田会長・門田医学会連合会長対談「新型コロナウイルス感染症に対する学術の取り組みと課題」
2021年11月16日
(日本語版(仮訳))
SSH7(Social Science and Humanities 7) 共同声明
コミュニティ・エンゲージメント(仮訳)(PDF形式:170KB)
教育、技能、雇用(仮訳)(PDF形式:199KB)
信頼性・透明性のあるデータ収集(仮訳)(PDF形式:181KB)
格差と結束(仮訳)(PDF形式:178KB)
財政政策(仮訳)(PDF形式:177KB)
2021年 8月 6日
(日本語版(仮訳)は8月26日に公表)
S20及びSSH20共同声明2021
S20 Joint Statement(PDF形式:281KB)
パンデミックへの備えと科学の役割(仮訳)(PDF形式:298KB)
SSH20 Joint Statement(PDF形式:229KB)
危機:経済、社会、法及び文化 より脆弱でない人類をめざして(仮訳)(PDF形式:189KB)
2021年 6月24日 日本学術会議会長談話「新型コロナウイルス感染症とワクチン接種をめぐって」(PDF形式:256KB)
2021年 3月31日 Gサイエンス学術会議 「Data for international health emergencies: governance, operations and skills」(PDF形式:361KB)
「世界的な公衆衛生上の緊急事態のためのデータ:ガバナンス、オペレーション、スキル(概要)」(PDF形式:137KB)
2021年 2月 9日 日本学術会議幹事会声明「新型コロナウイルス感染症対策の検討について」(PDF形式:275KB)

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  • 第24期山極会長が感染症対策だけではなく、経済、くらし、文化・芸術の幅広い分野の学識者との対談を行いました。

 公開対談「新型コロナウイルス後の世界」を公開しています。

その他の情報

ワクチンについて小中高校生と一緒に考える教材

コロナ禍の希望、ワクチン。そもそもワクチンとはどんなものでしょうか。ワクチンの歴史や意義、考え方について、日本学術会議会員を含む専門家と小中高校生が一緒に考えるための小冊子を作りました。ぜひ、ご活用ください(絵をクリックすると、資料ダウンロードができるページに移ります)。

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