日本学術会議の新型コロナウイルス感染症に対する取組

SARS-CoV-2電子顕微鏡像
 撮影:広島大学ウイルス学 教授 坂口剛正、助教 東浦彰史
 提供:広島大学 田中純子副学長(日本学術会議連携会員)

パンデミックと社会に関する連絡会議

新型コロナウイルス感染症関連情報トピックス

日本学術会議の新型コロナウイルス感染症に関する最新の情報を紹介します。

2023年 1月22日 公開シンポジウム「感染症拡大に学ぶ建築・地域・都市のあり方-機能分化社会から機能混在社会へ-」

 COVID-19によって住まい方や働き方など新しい生活様式が立ち現れ、建築と地域、都心と郊外、大都市圏と地方など空間の意味づけや関係性が変化している。これらの様々な変化は、「近代の建築・地域・都市が拠り所としてきた、機能主義的な社会から、空間的・時間的に機能は完全に分化せず緩やかに共存し流動する『機能混在社会』へ」という大きな変化の顕在化と捉えられるのではないだろうか。また、機能分化した建築で定義されていたコミュニティが共存・流動化した社会はデジタルインフラの普及に支えられながら進行していると考えられる。本シンポジウムでは、感染症拡大で起こった諸事象・諸対応からの学びを通して、顕在化しつつある新たな建築・地域・都市のあり方とそこに向かう方法について議論していきたい。
 第一部は実空間において起こりつつある機能混在社会の実態について、第二部は、今後の機能混在社会において実空間とバーチャル空間をつないでいく情報のあり方について、流動化した社会の行政支援・リスク管理に必要なデジタルインフラの整備についてさらに議論を深めていく。

開催時間:10:00-13:00
開催地:オンライン開催
対象 :どなたでも参加いただけます
以下の申込フォームより、申し込み
申込みフォームへのリンク


Gサイエンス学術会議2022共同声明 (2022年5月31日公開)

令和4年5月31日ドイツ・ベルリンにおいて、ドイツ科学アカデミー・レオポルディーナの主催のもとGサイエンス学術会議2022(Science7 Dialogue Forum 2022)が開催されました。同会議には、日本学術会議から梶田会長、髙村副会長、カナダ王立協会、フランス科学アカデミー、ドイツ科学アカデミー・レオポルディーナ、イタリア・リンツェイ国立アカデミー、英国王立協会、全米科学アカデミーの代表が参加し、世界的な重要課題に係る共同声明が取りまとめられ、4つの提言が公表されました。以下にパンデミックに関わる2つの提言を紹介します。

・抗ウイルス薬:次のパンデミックに対する更なる備え
(英文(PDF形式:389KB)邦文仮訳(PDF形式:604KB))
・人獣共通感染症と薬剤耐性に対するワンヘルス・アプローチの必要性
(英文(PDF形式:394KB)邦文仮訳(PDF形式:718KB))


2022年5月号『学術の動向』特集:コロナ禍における社会の分断─ジェンダー格差に着目して─

2022年3月号『学術の動向』
特集: コロナ禍とどう向き合うか ─公衆衛生上の危機と私たちの社会─
特集: 海空宇宙のCOVID-19対応と今後のパンデミック対応に向けて

2021年12月号『学術の動向』
特集: コロナ禍と現代社会 ─人文学・社会科学の視点から─

2021年11月号『学術の動向』
特集: コロナ禍における人・社会・環境-危機への対応と持続可能な社会の実現

2021年10月号『学術の動向』
特集: よくわかる新型コロナワクチン

2021年9月号『学術の動向』
特集: 新型コロナウイルス感染症に対する学術の取り組みと今後の課題

学術の動向は、学術協力財団HPより購入可能です。


新型コロナウイルス感染症に関する公開講演会の情報

日本学術会議は、早い段階から公開講演会を通して様々な分野でコロナ禍に関連する課題について科学者コミュニティおよび市民との対話を進めてきました。日本学術会議は、その特徴を活かした多様な視点(人文・社会科学、生命科学、理学・工学)からコロナ禍の状況を分析し、課題の抽出を行っています。その成果を関連する学協会と連携して、公開講演会として発表しています。

2023年 1月22日 公開シンポジウム「感染症拡大に学ぶ建築・地域・都市のあり方-機能分化社会から機能混在社会へ-」
2023年 1月13日 公開シンポジウム「新興・再興感染症の克服に挑む ~COVID-19との闘いを経て~」
2022年12月23日 公開シンポジウム「コロナ禍を踏まえた新たな国土形成計画の課題」
2022年11月13日 公開シンポジウム「コロナ・パンデミックと格差・分断・貧困--現状と今後--」
2022年 9月 2日 学術フォーラム「コロナ禍を共に生きる#8 コロナパンデミックが顕在化させた「働くこと」の諸課題は人口問題にどう影響するか?」
2022年 7月30日 公開シンポジウム「高齢者の健康・生活の視点から新型コロナ感染症対策に求められる老年学の役割と発揮」
2022年 7月23日 公開シンポジウム「〈危機は法を破る〉のか?危機管理における人権制約と権力統制の問題」
2022年 5月28日 学術フォーラム「コロナ禍を共に生きる#7 新型コロナウイルス感染症のレジストリ研究の現状と今後の方向性 医療情報の収集と活用による対策について」
2022年 5月21日 公開シンポジウム「ポストコロナ時代に求められる看護系人材」
2022年 4月23日 公開シンポジウム「口腔に関連した新型コロナ感染症の諸問題」
2022年 3月25日 学術フォーラム「COVID-19時代のデータ社会とオープンサイエンス」
2022年 3月21日 公開シンポジウム「新型コロナウイルス感染拡大がもたらした日本の食と農をめぐる経済・社会問題」
2022年 3月15日 学術フォーラム「コロナ禍を共に生きる#6ウィズ/ポストコロナ時代の民主主義を考える:「誰も取り残されない」社会を目指して」

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シリーズ企画「学術フォーラム コロナ禍を共に生きる」

新型コロナウイルス感染症に関する審議状況(第二部大規模感染症予防・制圧体制検討分科会)

大規模感染症等を予防・制圧するために必要な体制の整備等について検討を行うため、第二部に分科会を設置し、精力的に審議を行っています。

分科会の情報はこちら

構成員名簿(PDF形式:26KB) 設置提案書(PDF形式:78KB)

日本学術会議のこれまでの取組

  • 日本学術会議は新型コロナウイルス感染症蔓延の早い段階から、国内外の科学者と共同で様々な取組を行ってきました。
2021年
2021年11月30日 梶田会長・門田医学会連合会長対談「新型コロナウイルス感染症に対する学術の取り組みと課題」
2021年11月16日
(日本語版(仮訳))
SSH7(Social Science and Humanities 7) 共同声明
コミュニティ・エンゲージメント(仮訳)(PDF形式:170KB)
教育、技能、雇用(仮訳)(PDF形式:199KB)
信頼性・透明性のあるデータ収集(仮訳)(PDF形式:181KB)
格差と結束(仮訳)(PDF形式:178KB)
財政政策(仮訳)(PDF形式:177KB)
2021年 8月 6日
(日本語版(仮訳)は8月26日に公表)
S20及びSSH20共同声明2021
S20 Joint Statement(PDF形式:281KB)
パンデミックへの備えと科学の役割(仮訳)(PDF形式:298KB)
SSH20 Joint Statement(PDF形式:229KB)
危機:経済、社会、法及び文化 より脆弱でない人類をめざして(仮訳)(PDF形式:189KB)
2021年 6月24日 日本学術会議会長談話「新型コロナウイルス感染症とワクチン接種をめぐって」(PDF形式:256KB)
2021年 3月31日 Gサイエンス学術会議 「Data for international health emergencies: governance, operations and skills」(PDF形式:361KB)
「世界的な公衆衛生上の緊急事態のためのデータ:ガバナンス、オペレーション、スキル(概要)」(PDF形式:137KB)
2021年 2月 9日 日本学術会議幹事会声明「新型コロナウイルス感染症対策の検討について」(PDF形式:275KB)

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  • 第24期山極会長が感染症対策だけではなく、経済、くらし、文化・芸術の幅広い分野の学識者との対談を行いました。

 公開対談「新型コロナウイルス後の世界」を公開しています。

その他の情報

ワクチンについて小中高校生と一緒に考える教材

コロナ禍の希望、ワクチン。そもそもワクチンとはどんなものでしょうか。ワクチンの歴史や意義、考え方について、日本学術会議会員を含む専門家と小中高校生が一緒に考えるための小冊子を作りました。ぜひ、ご活用ください(絵をクリックすると、資料ダウンロードができるページに移ります)。

ワクチンについて小中高校生と一緒に考える教材