公開シンポジウム「コロナ・パンデミックと格差・分断・貧困--現状と今後--」

 コロナ・パンデミックは、単なる世界的疫病流行というにとどまらず、人びとの社会生活に重大な影響を及ぼした。しかしその影響は、それぞれの人の置かれた状況によって大きく異なった。そのため、21世紀に入って急浮上してきた格差・分断・貧困の問題は、いっそう苛酷なものとなった。本シンポジウムは、拡大する格差・分断・貧困の現状を多面的に分析し、「誰も取り残さない」明日を多くの参加者とともに展望しようとするものである。

イベント概要

開催日時 2022年11月13日(日)14:00~17:00
開催地 追手門学院大学総持寺キャンパス(大阪府茨木市太田東芝町1-1)
対象 どなたでも参加いただけます
定員 150人
プログラム
14:00-14:10 開会挨拶&開催趣旨:
遠藤薫(連携会員、日本社会学会常務理事、学習院大学)
14:10-15:10 講演:
橋本健二(早稲田大学) 現代日本における階級構造の変貌とコロナ・パンデミック
長松奈美江(関西学院大学)コロナ禍における生活困窮と支援制度の役割
石岡丈昇(日本大学)マニラのスクオッター地区からみるコロナ・パンデミック
15:10ー16:50 パネル討論
司会:中村高康(連携会員、東京大学)
パネリスト
   有田伸(第一部会員、東京大学)コロナ・パンデミックと社会調査
   筒井淳也(連携会員、立命館大学)コロナ・パンデミックと職業・ジェンダー
   村上あかね(連携会員、桃山学院大学)コロナ・パンデミックとハウジング
15:50-16:00 休憩 10分
討論 30分
全体討論 20分
16:50-17:00 総括&閉会の挨拶:
山田真茂留(連携会員、日本社会学会理事、早稲田大学)
 申込み 参加費無料・事前申込不要
 問い合わせ メールアドレス: sarita(a)iss.u-tokyo.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本学術会議社会学委員会社会理論分科会
共催:日本社会学会