Gサイエンス学術会議2021

Gサイエンス学術会議2021は、令和3年3月24日に、英国王立協会主催によりバーチャルにて開催されました。同会議には、主催の英国王立協会の他、日本学術会議、カナダ王立協会科学アカデミー、フランス科学アカデミー、ドイツ科学アカデミー・レオポルディーナ、イタリア・リンチェイ国立科学アカデミー、全米科学アカデミーの代表が参加しました。日本学術会議からは、梶田隆章会長、高村ゆかり副会長の他、西山 慶彦会員、亀山 康子連携会員、橋本 禅連携会員、宇南山 卓連携会員が参加し、世界的な重要課題における各国政府へのインプットについて議論が行われました。
主要7ヵ国首脳会議(G7サミット) 首脳宣言
- 令和3年6月11日~13日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)が英国・コーンウォールにて開催され、以下首脳宣言が採択されました。
(原文)
(和訳) - G7サミットに先立ち、Gサイエンス学術会議2021にて議長を務めた英国王立協会より、Gサイエンス共同声明「ネットゼロと気候変動影響に備えた未来―科学・技術と変化のための解決策」、「生物多様性の損失を食い止めるために―早急な対策の必要性」、「世界的な公衆衛生上の緊急事態のためのデータ:ガバナンス、オペレーション、スキル」をG7サミット首脳宣言取りまとめ等にかかわるG7サミットシェルパに提出しました。
- 英国王立協会は、ホームページ(以下リンク)にて、「Response to the G7 Leaders’ Summit Communique from Royal Society President Sir Adrian Smith」として、以下のようなG7サミット首脳宣言に対するコメントを発信しています。英国王立協会ホームページ [外部リンク]
2021年 3月31日の共同声明
令和3年3月31日に、Gサイエンス学術会議にて取りまとめられた共同声明が以下のとおり公表されました。(署名したアカデミーの追加により、令和3年5月25日付で掲載ファイルを差し替え)
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A net zero climate-resilient future - science, technology and the solutions for change |
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ネットゼロと気候変動影響に備えた未来―科学・技術と変化のための解決策 |
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Reversing biodiversity loss - the case for urgent action |
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生物多様性の損失を食い止めるために―早急な対策の必要性 |
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Data for international health emergencies: governance, operations and skills |
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世界的な公衆衛生上の緊急事態のためのデータ:ガバナンス、オペレーション、スキル |
【参考】SSH(Social Sciences and Humanities)7
- 令和3年11月16日、ブリティッシュアカデミー(The British Academy)主催のもと、先進7か国の人文社会科学を代表するアカデミーによって、以下のステートメントが取りまとめられました。
(本文)
Community Engagement (仮訳)
コミュニティ・エンゲージメント (本文)
Education, Skill, and Employment (仮訳)
教育、技能、雇用 (本文)
Trust, Transparency & Data Gathering (仮訳)
信頼性・透明性のあるデータ収集 (本文)
Inequalities & Cohesion (仮訳)
格差と結束 (本文)
Fiscal Policy (仮訳)
財政政策
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