日本学術会議第二部冬季公開シンポジウム
公開シンポジウム「明日に向かって生命(いのち)をつなぐ-生命科学の最前線-」
平成20年2月5日(火)、日本学術会議第二部は、「明日に向かって生命(いのち)をつなぐ-生命科学の最前線-」と題する公開シンポジウムを、日本学術会議講堂にて開催しました。
講演資料
開会の挨拶 唐木 英明(日本学術会議第二部部長)
日本学術会議会長挨拶 金沢 一郎(日本学術会議会長)
1.生命を探る 座長 小原 雄治
○進化からみた人の過去・現在・未来(PDF:1,885KB)
斎藤 成也(国立遺伝学研究所集団遺伝研究部門教授、日本学術会議会員)
○ゲノムから見たヒトの多様性と普遍性(PDF:1,963KB)
榊 佳之(理化学研究所ゲノム科学総合研究センター長、日本学術会議会員)
2.生命を育む 座長 笹月 健彦
○脳の発生発達とメンテナンス
大隅 典子(東北大学大学院医学系研究科教授、日本学術会議会員)
○子どもの生命を育む:ヘルスリフォームとしての予防接種(PDF:1,603KB)
五十嵐 隆(東京大学大学院医学系研究科教授、日本学術会議会員)
3.生命をまもる:がんとの闘い 座長 廣橋説雄
○わが国のがん対策-個人として 国として-①(PDF:1,668KB)、②(PDF:1,989KB)
垣添 忠生(国立がんセンター名誉総長、日本学術会議会員)
○がんの分子標的治療①(PDF:2,353KB)、②(PDF:2,544KB)
鶴尾 隆(財団法人癌研究会癌化学療法センター所長、日本学術会議会員)
4.生命をつなぐ 座長 矢野 秀雄
○生命の重みの格差
南 裕子(兵庫県立大学副学長・教授、日本学術会議会員)
○生命をつなぐ食(PDF:599KB)
新山 陽子(京都大学大学院農学研究科教授、日本学術会議会員)
閉会の挨拶 北島 政樹(日本学術会議第二部副部長)
シンポジウムの狙い
近年、生命科学は目覚しい進歩を遂げている。生命の本質はどこまで明らかになったのか、人の幸福に資する生命科学は、今後どう進むかを生物学の研究者が明らかにする。さらに、医学、農学、薬学、看護学等の最新の研究成果から、「人のいのちを育み」「まもり」そして、人類が「明日に向かってよりよく生きる」ための将来展望を、先端的な研究をしている科学者が、わかりやすく解説する。