公開シンポジウム「カーボンニュートラルに向けた熱エネルギー分野の展望」
日本の民生・産業部門における消費エネルギーのうち、約6割を熱需要が占めますが、その一方で一次エネルギー投入量の約6割が最終的に熱として排出されています。太陽熱、地中熱などの再生可能エネルギー熱の利用にも大きな余地を残しています。また、今年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画において、蓄熱を活用した電力貯蔵システムがディマンドリスポンスの手段として初めて言及され、カーボンニュートラル実現における熱エネルギーの重要性に対する認識が広まりつつあります。
本シンポジウムでは、蓄熱・熱輸送技術を導入した熱利用ビジョン、再生可能エネルギーの大量導入時代の蓄エネルギー・変動平準化技術として注目されている蓄熱発電、未利用熱の有効利用、熱利用技術を総合して各地で取り組まれてきた地域熱供給について講演と討論を行い、カーボンニュートラルに向けた熱エネルギー利用の可能性を示し、その重要性への理解を広く共有することを目的としています。
イベント概要
開催日時 | 令和7(2025)年12月1日(月)13:00 ~ 17:30 |
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開催地 | 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)(ハイブリッド開催) |
対象 | どなたでもご参加いただけます。 |
参加費 | 無料 |
プログラム |
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申込⽅法 | ポスター右下のQRコードより登録をお願いします。 |
お問い合わせ先 | energy*scej.org(送信の際には*を@に変えてください) |
備考 | 主 催:日本学術会議総合工学委員会エネルギーと科学技術に関する分科会、環境学委員会環境科学・環境工学分科会、化学委員会・総合工学委員会合同触媒化学・化学工学分科会、循環経済を活かし自然再興と調和する炭素中立社会への移行に関する検討委員会 共 催:公益社団法人化学工学会 後 援:公益社団法人日本化学会、一般社団法人日本機械学会、一般社団法人日本鉄鋼協会、一般社団法人触媒学会、公益社団法人日本伝熱学会、一般社団法人日本エネルギー学会、一般社団法人エネルギー・資源学会 協 賛:公益社団法人日本石油学会 |