過去の地区会議講演会


○平成29年度

日本学術会議九州・沖縄地区会議主催学術講演会「海の利用と保全への新たな挑戦」

(平成30年3月1日開催 長崎大学文教スカイホール)

日本学術会議九州・沖縄地区会議主催学術講演会「海の利用と保全への新たな挑戦」が、長崎大学との共催により、長崎大学文教スカイホールで開催されました。

武内日本学術会議副会長、河野長崎大学学長の開会挨拶の後、以下の演題で講演が行われました。

  • ・「潮流発電の現状と今後の課題」
     経塚雄策 (長崎大学海洋未来イノベーション機構・教授)
  • ・「多次元バイオロギングによる魚類の回遊行動研究と海域利用への展開」
     河邊玲 (長崎大学海洋未来イノベーション機構・教授)
  • ・「ブルーカーボンに関する藻場生態系の基礎研究」
     NISHIHARA Gregory Naoki (長崎大学海洋未来イノベーション機構・准教授)

各講演後、伊藤昌子長崎大学副学長(日本学術会議連携会員)の司会により、質疑応答が行われました。 約90名の参加者があり、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に君塚信夫九州・沖縄地区代表幹事から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。

講演写真

会長挨拶:武内副会長

講演写真

開会挨拶:河野長崎大学長

講演写真

講演会の様子1

講演写真

講演会の様子2

講演写真

閉会挨拶:君塚代表幹事

日本学術会議中部地区会議主催学術講演会「ジェンダーと名古屋大学」

(平成29年11月30日開催 名古屋大学アジア法交流館2階 アジアコミュニティフォーラム)

日本学術会議中部地区会議主催学術講演会「ジェンダーと名古屋大学」が、名古屋大学アジア法交流館2階 アジアコミュニティフォーラムで開催されました。

渡辺芳人名古屋大学副総長(日本学術会議会員)の開会挨拶、戸田山和久中部地区会議代表幹事からの主催者挨拶、中部地区科学者懇談会幹事による科学者との懇談会活動報告後、以下の演題で講演が行われました。

  • ・講演1「ジェンダー問題に関する日本学術会議の取組」
     三成 美保(日本学術会議副会長、奈良女子大学副学長)
  • ・講演2「フィールド研究におけるジェンダー」
     竹中 千里(日本学術会議連携会員、名古屋大学大学院生命農学研究科教授)
  • ・講演3「ジェンダーと政治、家族を考える」
     武田 宏子(名古屋大学法政国際教育協力研究センター教授)

各講演後、和田肇名古屋大学副総長(日本学術会議会員)の司会により、質疑応答が行われました。幅広い世代の多くの方が参加し、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に和田副総長から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。

講演写真

講演の様子(三成先生)

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講演の様子(竹中先生)

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講演の様子(武田先生)

日本学術会議東北地区会議主催学術講演会「超高齢社会―元気に、楽しく生きる知恵―医歯学と工学の融合技術の挑戦―」

(平成29年11月25日開催 東北大学青葉山東キャンパス 工学研究科中央棟2階大講義室)

日本学術会議東北地区会議主催学術講演会「超高齢社会―元気に、楽しく生きる知恵―医歯学と工学の融合技術の挑戦―」が、東北大学青葉山東キャンパス 工学研究科中央棟2階大講義室で開催されました。

金井浩 東北大学 副学長、厨川 常元 東北地区会議代表幹事より開会挨拶があり、その後以下の演題で講演が行われました。

  • ・講演1「スマート・エイジング ~認知症ゼロ社会の実現を目指して~」
     川島 隆太 (東北大学 加齢医学研究所 所長)
  • ・講演2「自分の足腰で末永く生活するために」
     永富 良一 (日本学術会議連携会員、東北大学大学院医工学研究科 教授)
  • ・講演3「超高齢社会の生活を支えるリハビリテーション機器の開発」
     出江 紳一 (東北大学大学院医工学研究科 教授)
  • ・講演4「異分野連携による新たな歯科医療技術の創出」
     佐々木 啓一 ( 日本学術会議連携会員、東北大学大学院歯学研究科長・教授)

当日は20代から70代の幅広い世代の方にご参加いただき、講演者の先生方との活発な質疑応答も行われ、盛況のうちに終了しました。

講演写真

講演の様子(川島先生)

講演写真

講演の様子(佐々木先生)

講演写真

講演の様子(永富先生)

日本学術会議中国・四国地区会議主催学術講演会「地域共生社会実現に向けての大学と地域の取り組み」

(平成29年11月18日開催 徳島大学 藤井節郎記念医科学センター)

日本学術会議中国・四国地区会議主催学術講演会「地域共生社会実現に向けての大学と地域の取り組み」が、徳島大学との共催により、徳島大学 藤井節郎記念医科学センターで開催されました。

苛原稔徳島大学医歯薬学研究部長より開会の挨拶、磯部雅彦日本学術会議中国・四国地区会議代表幹事代理のご挨拶があり、その後以下の演題で講演が行われました。

  • ・基調講演「産官学民による人生100 年時代のまちづくり」
     秋山弘子 (日本学術会議連携会員、東京大学高齢社会総合研究機構特任教授)
  • ・講演1「超高齢社会の課題解決に向けて大学ができること」
     佐々木卓也 (徳島大学理事)
  • ・講演2「新しい大学のかたち 徳島大学フューチャーセンター A.BA」
     吉田敦也 (徳島大学地域創生センター長)
  • ・講演3「徳島県地域包括ケアシステム学会の深化・進展」
     白山靖彦 (徳島大学大学院医歯薬学研究部教授)

講演後、市川 哲雄 徳島大学大学院医歯薬学研究部教授の司会により、パネルディスカッションが行われ、参加者からの質問に答えました。 最後に白山靖彦徳島歯学部副学部長から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。

講演写真

開会挨拶:苛原稔 徳島大学医歯薬学研究部長

講演写真

基調講演(秋山先生)

講演写真

パネルディスカッションの様子

日本学術会議北海道地区会議主催学術講演会「持続可能な世界に向けて,国連が採択した目標(SDGs)と教育」

(平成29年11月12日開催 北海道教育大学旭川校講義棟L棟・L301教室)

日本学術会議北海道地区会議主催学術講演会「持続可能な世界に向けて,国連が採択した目標(SDGs)と教育」が、北海道教育大学との共催により、北海道教育大学旭川校講義棟L棟・L301教室で開催されました。

三成美保日本学術会議副会長、阿部修北海道教育大学理事・副学長からの開会挨拶の後、以下の演題で講演が行われました。

  • ・講演1「SDGsと学校教育」
     氷見山幸夫 (北海道教育大学名誉教授)
  • ・講演2「ジオパーク活動と地域の自然・歴史教育の重要性」
     和田恵治 (北海道教育大学教育学部教授)
  • ・講演3「SDGsとユネスコスクール」
     小金澤孝昭 (宮城教育大学名誉教授)
  • ・講演4「サブサハラ諸国における教育と子ども」
     大津和子(北海道教育大学名誉教授)

各講演後、氷見山幸夫先生の司会により、総合討論・質疑応答が行われました。 最後に寳金清博日本学術会議北海道地区会議代表幹事(日本学術会議会員,北海道大学副学長,北海道大学病院長)から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。

講演写真

開会挨拶:三成副会長

講演写真

総合討論・質疑応答の様子

講演写真

閉会挨拶:寶金代表幹事

日本学術会議近畿地区会議主催学術講演会「超スマート社会に向けて-AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)により私たちの生活はどう変わるか-」

(平成29年9月30日開催 京都大学国際科学イノベーション棟シンポジウムホール)

日本学術会議近畿地区会議学術講演会「超スマート社会に向けて-AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)により私たちの生活はどう変わるか-」が、京都大学との共催により、京都大学国際科学イノベーション棟で開催されました。

梶茂樹 日本学術会議近畿地区会議代表幹事(京都大学名誉教授)および大西隆 日本学術会議会長の挨拶の後、吉田進 京都大学特任教授(日本学術会議会員)より「AIやIoTがますます身近な存在となる”超スマート社会”と呼ばれるこれからのネットワーク社会を俯瞰し、近い将来これらの技術が私たちの社会にどのような影響を及ぼし、私たちの生活はどのように変わっていくのか、専門家と一緒に解き明かしていきたい」との本講演会の趣旨説明が行われ、続いて、以下の演題で講演が行われました。

  • ・「超スマート社会を実現するビッグデータ創出技術」
     原田博司 (京都大学情報学研究科教授)
  • ・「人工知能のもたらしつつあるもの」
     西田豊明 (日本学術会議連携会員・京都大学情報学研究科教授)
  • ・「自動運転の技術開発とその課題」
     木津雅文 (トヨタ自動車株式会社コネクティッドカンパニーITS企画部部長)
  • ・「AIは雇用を奪うか」
     井上智洋 (駒澤大学経済学部准教授)

講演後は、兵藤友博 立命館大学経営学部教授(日本学術会議会員)をコーディネータとして、講演者全員による全体討論が行われました。約200名の参加者があり、会場からも盛んに質問が寄せられていました。最後に、東野輝夫 大阪大学情報科学研究科教授(日本学術会議会員)が閉会の挨拶を行い、盛況裏に終了となりました。

講演写真

日本学術会議九州・沖縄地区会議主催学術講演会「明治維新150年 ~幕末・維新期における佐賀藩の「ひとづくり」「ものづくり」」

(平成29年8月24日開催 佐賀大学本庄キャンパス 理工学部6号館1階講義室)

日本学術会議九州・沖縄地区会議主催学術講演会「明治維新150年 ~幕末・維新期における佐賀藩の「ひとづくり」「ものづくり」」が、佐賀大学との共催により、佐賀大学本庄キャンパス 理工学部6号館1階講義室で開催されました。宮崎耕治佐賀大学学長、大西隆日本学術会議会長から開会の挨拶があり、その後、以下の演題で講演が行われました。

  • ・「佐賀藩の教育と明治維新」
     三ツ松誠(佐賀大学地域学歴史文化研究センター講師)
  • ・「佐賀藩のモノづくり -科学技術とその思想-」
     青木歳幸(佐賀大学地域学歴史文化研究センター特命教授)

各講演後、門出政則佐賀大学理事(日本学術会議連携会員)の司会により、質疑応答が行われました。
約100名の参加者があり、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に古谷野潔教授(日本学術会議会員、九州大学大学院歯学研究院長)から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。

講演写真

日本学術会議中部地区会議主催学術講演会「学術の最前線と私たちの社会」

(平成29年7月7日開催 信州大学理学部C棟2階 大会議室)

日本学術会議中部地区会議主催学術講演会「学術の最前線と私たちの社会」が、信州大学との共催により、信州大学理学部C棟大会議室で開催されました。濱田信州大学長の開会挨拶、高橋代表幹事からの主催者挨拶、中部地区科学者懇談会幹事による科学者との懇談会活動報告後、以下の演題で講演が行われました。

  • ・「学術は社会の期待にどう応えるのか」
     大西隆(日本学術会議会長・第三部会員、豊橋技術科学大学学長、東京大学名誉教授)
  • ・「だまされる心の心理学:思い込みや迷信を生む心のシステム」
     菊池聡 (信州大学人文学部人文学科教授)
  • ・「幹細胞の解析と畜産、自然保護:生命工学的な解析が持つ意義」
     鏡味裕(信州大学農学部農学生命科学科教授)

各講演後、西村直子教授(日本学術会議連携会員、信州大学経法学部応用経済学科教授)司会により、質疑応答が行われました。 約60名の参加者があり、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に西村直子教授から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。

講演写真

○平成28年度

日本学術会議北海道地区会議主催学術講演会「持続可能な世界にむけて、国連が採択した目標(SDGs)に貢献する北海道の知」

(平成29年2月11日開催 北海道大学学術交流会館小講堂)

日本学術会議北海道地区会議主催学術講演会「持続可能な世界にむけて、国連が採択した目標(SDGs)に貢献する北海道の知」が、北海道大学との共催により、北海道大学学術交流会館小講堂で開催されました。 上田代表幹事からの開会挨拶後、以下の演題で講演が行われました。

  • ・「SDGsと日本学術会議 -貧困・平等、FE、防災・減災をめぐって」
     大西隆(日本学術会議会長・第三部会員、豊橋技術科学大学長、東京大学名誉教授)
  • ・「サニテーション価値連鎖-水・衛生分野のSDGs達成のために」
     船水尚行 (日本学術会議連携会員、北海道大学大学院工学研究院教授)
  • ・「全ての人に健康と福祉を-肥満化、体力低下時代を生きる子どもたち」
     山内太郎(北海道大学大学院保健科学研究院教授)
  • ・「住み続けたいまちとコミュニティを目指して」
    森傑(北海道大学大学院工学研究院教授)
  • ・「生物多様性の保全と北海道道央圏の活動」
     金子正美(酪農学園大学農食環境学群環境共生学類教授、国連大学RCE北海道道央圏代表)

講演後、山中康裕北海道大学大学院地球環境科学研究院教授(日本学術会議連携会員)司会により、総合討論、質疑応答が行われました。約100名の参加者があり、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に山中康裕教授から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。

講演写真

日本学術会議九州・沖縄地区会議主催学術講演会「琉球列島-その自然の豊かさ」

(平成29年1月16日開催 沖縄県市町村自治会館)

日本学術会議九州・沖縄地区会議主催学術講演会「琉球列島-その自然の豊かさ」が、琉球大学との共催により、沖縄県市町村自治会館で開催されました。 大城琉球大学長からの開会挨拶後、以下の演題で講演が行われ、その後パネルディスカッションが行われました。

  • ・「琉球列島の甲殻類を中心とした海洋生物の研究について」
     成瀬貫(琉球大学熱帯生物圏研究センター准教授)
  • ・「世界自然遺産候補地の琉球列島の植物:その由来と現状について」
     横田昌嗣(琉球大学理学部教授)

約50名の参加者があり、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に古谷野潔日本学術会議会員(九州大学大学院歯学研究院教授)から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。

講演写真

日本学術会議東北地区会議主催学術講演会「大学を通じた地方創生~山形の「知・技術・ひと」の融合による産業イノベーション~」

(平成28年12月13日開催 山形大学小石川キャンパス基盤教育2号館221講義室)

日本学術会議東北地区会議主催学術講演会「大学を通じた地方創生~山形の「知・技術・ひと」の融合による産業イノベーション~」が、山形大学との共催により、山形大学小石川キャンパス基盤教育2号館221講義室で開催されました。 始めに小山清人山形大学学長及び庄子哲雄日本学術会議東北地区会議代表幹事・未来科学技術共同研究センター教授)から開会の挨拶があり、その後、以下の演題で講演が行われました。

  • ・基調講演「オープン化時代の大学の役割と科学研究の進路」
     大西隆(日本学術会議会長・第三部会員、豊橋技術科学大学学長、東京大学名誉教授)
  • ・「有機材料システムの活用による産学官連携のイノベーション」
     城戸淳二(日本学術会議連携会員、山形大学工学部教授、有機材料システムフロンティアセンター長)
  • ・「地域特産果樹の収穫後管理と品質」
     村山秀樹(山形大学農学部教授・副学部長)
  • ・「地域社会×国立大学×女性活躍=山形の豊かな未来」
     河野銀子(日本学術会議連携会員、山形大学地域教育文化学部教授)

講演後、質疑応答が行われました。約200名の参加者があり、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に木村直子日本学術会議連携会員・山形大学農学部教授から閉会の挨拶が行われ、講演会は終了となりました。

講演写真

日本学術会議中部地区会議主催学術講演会「生命・環境・ものづくり~基礎科学からの発信」

(平成28年12月2日開催 岐阜大学全学共通教育講義棟)

日本学術会議中部地区会議主催学術講演会「生命・環境・ものづくり~基礎科学からの発信」が、岐阜大学との共催により、岐阜大学全学共通教育講義棟で開催されました。 始めに森脇久隆岐阜大学長及び髙橋代表幹事から開会の挨拶が行われました。その後、松田正久愛知教育大学名誉教授から「科学者との懇談会活動報告」が行われ、以下の演題で講演が行われました。

  • ・「「オープン化」時代の科学研究-世界の動きと日本の課題」
     大西隆(日本学術会議会長・第三部会員、豊橋技術科学大学長、東京大学名誉教授)
  • ・「植物の酸性土壌耐性機構:世界の食糧問題を解決する鍵形質」
     小山博之(日本学術会議連携会員、岐阜大学応用生物科学部生物生産科学講座教授)
  • ・「アルケンの立体化学を制御する」
     安藤香織(日本学術会議連携会員、岐阜大学工学部化学・生命工学科教授)

約100名の参加者があり、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に荒井聡岐阜大学応用生物科学部教授から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。

講演写真

日本学術会議近畿地区会議主催学術講演会「アフリカの進化と文化-われわれがアフリカから学ぶこと-」

(平成28年10月15日開催 京都大学国際科学イノベーション棟シンポジウムホール)

日本学術会議近畿地区会議主催学術講演会「アフリカの進化と文化-われわれがアフリカから学ぶこと-」が、京都大学との共催により、京都大学国際科学イノベーション棟シンポジウムホールで開催されました。 始めに梶茂樹日本学術会議近畿地区会議代表幹事・京都産業大学共通教育推進機構客員教授、大西隆日本学術会議会長から開会の挨拶があり、その後、梶茂樹日本学術会議近畿地区会議代表幹事から趣旨説明が行われ、以下の演題で講演及び全体討論が行われました。

  • ・「ゴリラから学んだ人類の進化」
     山極壽一(日本学術会議第二部会員・京都大学総長)
  • ・「アフリカの魚から学ぶ動物の社会と賢さの進化」
     幸田正典(大阪市立大学大学院理学研究科教授)
  • ・「20世紀アフリカ文学の伝統」
     宮本正興(大阪外国語大学名誉教授・中部大学名誉教授)
  • ・「『伝統衣装』のいま-ケニア牧畜民のビーズ装飾を事例に-」
     中村香子(京都大学アフリカ地域研究資料センター研究員)

講演後、梶茂樹日本学術会議近畿地区会議代表幹事の司会により全体討論が行われ、質問も多く出ていました。約120名の参加者があり、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に伊藤公雄日本学術会議第一部会員・京都大学大学院文学研究科教授から閉会の挨拶が行われ、講演会は終了となりました。

講演写真

日本学術会議中国・四国地区会議主催学術講演会「農学的視点からの地方創生・活性化への挑戦」

(平成28年10月7日開催 岡山大学創立50周年記念館金光ホール)

日本学術会議中国・四国地区会議主催学術講演会「農学的視点からの地方創生・活性化への挑戦」が、岡山大学との共催により、岡山大学創立50周年記念館金光ホールで開催されました。

始めに山本洋子連携会員(岡山大学副学長)及び花木啓祐副会長からの開会の挨拶が行われ、その後、以下の演題で講演が行われました。

・「地方創生における農林水産業活性化の意義」
 あべ俊子(衆議院議員、元農林水産副大臣)
・「地域おこし協力隊『ピオーネ女子』の活躍」
 田井奈津美(岡山県新見市農林振興課主任)
・「赤磐市における地方創生について」
 中村昌孝(岡山県赤磐市産業振興部政策監)
 中野龍平(岡山大学農学部准教授)
・「笠岡諸島に魅せられて」
 石井洋平(NPO法人かさおか島づくり海社(笠岡市)事務局長)
・「岡山県における森林活用と地域創生への挑戦」
 河崎弥生(岡山県農林水産総合センター森林研究所副所長)
・「農食資源が支える持続的地域の創成」
 眞山滋志(吉備国際大学学長)

約100名の参加者があり、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に吉田裕一岡山大学農学部山陽圏フィールド科学センター長から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。

講演写真

日本学術会議九州・沖縄地区会議等主催学術講演会「いのちを守る見事な仕組み」

(平成28年7月22日開催 ニューウェルシティ宮崎)
日本学術会議九州・沖縄地区会議主催学術講演会「いのちを守る見事な仕組み」が、宮崎大学との共催により、ニューウェルシティ宮崎で開催されました。
始めに大西隆日本学術会議会長及び池ノ上克宮崎大学学長から開会の挨拶が行われ、その後、以下の演題で講演が行われました。

・「胎児は発達期の脳を守るために何をしているか」
 鮫島 浩(宮崎大学医学部教授)
・「体の恒常性を維持する本能的機能とその調節物質」
 村上 昇(宮崎大学農学部教授)


約100名の参加者があり、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に古谷野潔九州・沖縄地区会議代表幹事から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。
講演写真

日本学術会議中部地区会議主催学術講演会「新学術創成への挑戦と取組」

(平成28年6月22日開催 金沢大学自然科学大講義棟レクチャーホール)
 6月22日(水)、日本学術会議中部地区会議主催学術講演会「新学術創成への挑戦と取組」が、金沢大学との共催により金沢市で開催されました。
 最初に山崎光悦金沢大学長の開会挨拶と高橋雅英中部地区会議代表幹事の主催者挨拶の後、科学者との懇談会活動報告が行われました。
 講演では、花木啓祐日本学術会議副会長による「Future Earth -社会と共創する地域研究」、中村慎一金沢大学新学術創成研究機構長による「中国稲作文明の起源を探る」、福間剛士金沢大学理工研究域電子情報学系教授による「世界最先端の顕微鏡技術で拓くナノサイエンス研究の新たな可能性」が行われ、研究大学として革新的・学際的に挑戦する金沢大学の取組が紹介されました。
 最後に福森義宏金沢大学理事から閉会挨拶が行われ、大学関係者等約100名の参加を得て盛況裏に終了しました。
講演写真

○平成27年度

日本学術会議東北地区会議主催学術講演会「感染症研究 過去.現在.未来」

(平成27年11月25日開催 秋田大学60周年記念ホール)
 日本学術会議東北地区会議主催の学術講演会「感染症研究 過去.現在.未来」が、秋田大学、秋田県立大学など県下の大学及び高等専門学校との共催により秋田大学において開催されました。
 まず始めに、澤田賢一秋田大学学長から開会挨拶、向井千秋日本学術会議副会長及び庄子哲雄東北地区会議代表幹事から主催者挨拶があり、次に3名の先生方から講演が行われました。
(1) 竹田美文(野口英世記念会副理事長、元国立感染症研究所所長)
  「明治・大正の東北の感染症学者達-志賀潔・野口英世・大原八郎」
(2) 河岡義裕(東京大学医科学研究所、ウィスコンシン大学教授)
  「新興感染症-インフルエンザならびにエボラウイルス-」
(3) 今井由美子(秋田大学医学系研究科教授)
  「感染症治療薬、現状と今後の可能性」
 その後、詫摩雅子日本科学未来館専門主任の司会で、講演を行った3名によるパネルディスカッションが行われました。
 最後に今回の講演会を取りまとめた今井由美子氏より閉会挨拶があり、一般市民、大学関係者から100名超の参加者を得て盛況裏に終了しました。
講演写真

日本学術会議北海道地区会議主催会議学術講演会
「貧困と人の育ち-人文社会科学からの挑戦-」

(平成27年11月15日開催 北海道大学 学術交流会館小講堂)
 日本学術会議北海道地区会議主催学術講演会「貧困と人の育ち-人文社会科学からの挑戦-」が、北海道大学で開催されました。
 始めに、司会を務める仲真紀子北海道大学大学院文学研究科教授から講演会の趣旨説明が行われ、上田一郎北海道大学理事・副学長より開会の挨拶がありました。続いて、大西隆日本学術会議会長より講演「日本学術会議の活動とシンポジウムへの期待」が行われました。
 その後、内田伸子十文字学園女子大学理事・特任教授から「子どもの貧困は超えられるか?~学力格差は経済格差を反映するか~」、松島京近大姫路大学教育学部准教授から「社会的排除と子ども-外国につながりのある子どもの支援から」、松本伊智朗北海道大学大学院教育学研究院教授から「貧困の世代的再生産」、間宮正幸北海道大学大学院教育学研究院特任教授から「若者の自立と労働-ハローワーク相談事例から-」がそれぞれ行われ、参加者は真剣に耳を傾けていました。
 最後に司会から閉会挨拶が行われ、多数の来場者の下、講演会は終了となりました。
講演写真

日本学術会議中部地区会議主催学術講演会「静岡大学で語る医学」

(平成27年11月13日開催 静岡大学浜松キャンパスS-Port3階大会議室)
 日本学術会議中部地区会議主催学術講演会「静岡大学で語る医学」が、静岡大学との共催により、同大学浜松キャンパスで開催されました。
 始めに伊東幸宏静岡大学長及び高橋雅英中部地区会議代表幹事から開会の挨拶がありました。その後、丹生潔中部地区科学者懇談会幹事長から科学者との懇談会活動報告が行われ、以下の演題で講演が行われました。

・「宇宙飛行から学ぶ健康増進」
 向井千秋(日本学術会議副会長)
・「イメージセンサの最新技術動向と医学応用へのインパクト」
 川人祥二(静岡大学工学領域教授)
・「宇宙のなかの人間-西洋中世医学における身体と健康』
 久木田直江(静岡大学人文社会学領域教授)

 参加者が多く、講師の話に大変興味深く耳を傾けていました。最後に鈴木滋彦日本学術会議連携会員・中部地区会議運営協議会委員から閉会の挨拶が行われ、講演会は盛況裏に終了となりました。
講演写真

日本学術会議近畿地区会議主催学術講演会「食と文化-歴史から未来へ」

(平成27年11月7日開催 奈良女子大学講堂)
 日本学術会議近畿地区会議主催学術講演会「食と文化-歴史から未来へ」が、奈良女子大学との共催により、同大学で開催されました。
 始めに梶茂樹日本学術会議第一部会員、今岡春樹奈良女子大学長、井野瀬久美惠日本学術会議副会長から開会の挨拶がありました。その後、上野民夫日本学術会議近畿地区会議学術文化懇談会委員・京都大学名誉教授から趣旨説明が行われ、以下の演題で講演及び報告が行われました。

・基調講演「風土がはぐぐんだ食の文化-過去・現在・未来」
 佐藤洋一郎(京都産業大学フューチャーセンター教授)
・報告1「食の歴史-万葉の文化と食」
 伏木亨(龍谷大学農学部教授)
・報告2「現代日本の栄養不良を考える」
 久保田優(龍谷大学農学部教授)
・報告3「食の未来―近大マグロ」
 熊井英水(近畿大学名誉教授)

講演及び報告後、伊藤公雄日本学術会議第一部会員及び三成美保日本学術会議第一部会員の司会により全体討論が行われました。質問も多く出て、参加者は大変興味深く耳を傾けていました。最後に小路田泰直奈良女子大学副学長から閉会の挨拶が行われ、講演会は終了となりました。
講演写真

日本学術会議九州・沖縄地区会議主催会議学術講演会「水素元年-新しいエネルギー社会の構築に向けて-」

(平成27年9月8日開催 九州大学 稲盛財団記念館稲盛ホール)
 日本学術会議九州・沖縄地区会議主催学術講演会「水素元年-新しいエネルギー社会の構築に向けて-」が、九州大学伊都キャンパスで開催されました。
 始めに、司会を務める安浦寛人九州大学理事・副学長・第三部会員から講演会の趣旨説明が行われ、向井千秋日本学術会議副会長に続き、久保千春九州大学総長の両名から開会挨拶がありました。
 講演は、佐々木一成九州大学大学院教授から「水素エネルギーの現状と将来展望」、広瀬雄彦トヨタ自動車(株)技術統括部プロフェッショナルパートナー兼九州大学招へい教授から「持続可能な社会に向けての新たな挑戦 燃料電池車の現状と未来」、休憩を挟み、堂免一成東京大学大学院教授から「太陽エネルギーと水からの水素製造」、吉岡斉九州大学大学院教授・連携会員から「水素エネルギーの発展にとって克服すべき課題」がそれぞれ行われ、参加者は真剣に耳を傾け、講演後の質疑応答の時間には手が盛んに挙げられ、鋭い質問が出されていました。
 最後に司会から閉会挨拶が行われ、多数の来場者(一般市民、研究者等100名以上)の下、講演会は終了となりました。
講演写真

日本学術会議第三部、中国・四国地区会議主催市民公開講演会「市民に向けた巨大津波の最先端科学と正しい防災知識」

(平成27年8月26日開催 高知工科大学 永国寺キャンパス)
 日本学術会議第三部、中国・四国地区会議主催の講演会「市民に向けた巨大津波の最先端科学と正しい防災知識」が、高知工科大学との共催により同大学永国寺キャンパスで開催されました。
まず、相原博昭日本学術会議第三部長及び大西隆日本学術会議会長から開会挨拶があり、次に大西会長他2名の先生方から下のような演題で、講演が行われました。
(1) 大西 隆(日本学術会議会長)
  「東日本大震災からの復興-構想と課題」
(2) 馬場俊孝(徳島大学工学部教授)
  「巨大津波の発生と伝播の科学」
(3) 目黒公郎(東京大学生産技術研究所教授)
  「巨大津波への防災態勢」
 その後、磯部雅彦高知工科大学学長の司会で、「津波災害に正しく備える」をテーマに講演を行った3名によるパネルディスカッションが行われました。
 一般市民、大学関係者から多数の参加があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議第二部、北海道地区会議主催公開学術講演会「感染症との闘い」

(平成27年8月5日開催 北海道大学フラテホール)
 日本学術会議第二部、北海道地区会議の主催で講演会「感染症との闘い」が北海道大学との共催で北海道大学医学部学友会館「フラテ」ホールで開催されました。
 講演会では、西アフリカでのエボラウイルスの流行や韓国でMERS感染など、最近特に問題となっている新興・再興感染症や多剤耐性菌にも焦点を当て、これらと闘う第一線の研究者による講演を行い、感染症は有史以前から人類を苦しめ、脅威は現在も変わっていませんが、むやみに感染症を恐れることなく、科学的に対処することが重要であることなど感染症に対する理解を深め、適切な対応につながることを目的としました。
 講演では、次のようなテーマで講演がなされ、参加者も興味深い様子で聴講していました。
  • ・「“鳥”インフルエンザと“新型”インフルエンザの誤解を解く」
      喜田宏(北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター特任教授)
  • ・「アジアに出現した新興感染症-ニパウイルス感染症-」
      甲斐知惠子(日本学術会議第二部会員、東京大学医科学研究所教授)
  • ・「SARSとMERS:動物由来コロナウイルスによるヒトにおける感染症の病態、疫学、そして、対策」
      西條 政幸(国立感染症研究所ウイルス第一部部長)
  • ・「エボラウイルス-研究の現状と展望-」
      髙田礼人(北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター教授)
  • ・「「多剤耐性菌」にいかに立ち向かうか」
      石黒信久(北海道大学病院感染制御部長)
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日本学術会議中部地区会議学術講演会「日本海地域の未来」

(平成27年7月17日開催 富山大学五福キャンパス)
 7月17日(金)、日本学術会議中部地区会議学術講演会「日本海地域の未来」が、富山市(富山大学五福キャンパス)で開催されました。
 最初に遠藤俊郎富山大学長の挨拶と、高橋雅英日本学術会議中部地区会議代表幹事の主催者挨拶の後、大西隆日本学術会議会長による、「国土計画と日本海地域ー過去、現在、未来」、竹内章富山大学大学院理工学研究部教授による「日本海の生い立ちと海底資源」、最後に中島淑恵富山大学人文学部教授による「ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とフランス ~本学附属図書館『ヘルン文庫』から見えてくるもの」の講演が行われ、一般市民、大学関係者等約100名の参加があり、盛況裏に終了しました。
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○平成26年度

日本学術会議中国・四国地区会議学術講演会「産官学連携による地域活性化」

(平成26年12月6日開催 くにびきメッセ)
 12月6日(土)、日本学術会議中国・四国地区会議学術講演会「産官学連携による地域活性化」が、松江市(くにびきメッセ)で開催されました。
 まず、大西隆日本学術会議会長及び小林祥泰島根大学学長から開会挨拶がありました。
 次に、大西隆会長及び島根大学の4名の先生方から次のような演題で、産官学連携による地域活性化に関する講演が行われました。
(1) 大西 隆(日本学術会議会長)
  基調講演「人口減少時代とまちづくりの課題」
(2) 野田哲夫(島根大学教育学部教授)
  「松江発プログラミング言語Ruby活用プロジェクト」
(3) 野村律夫(島根大学法文学部教授)
  「くにびきジオパークプロジェクト」
(4) 山本達之(島根大学生物資源科学部教授)
  「ラマン分光学の医療応用プロジェクト」
(5) 波場直之(島根大学総合理工学研究科教授)
  「神の粒子「ヒッグス粒子」プロジェクト」

 後半では、松江市ビジョン懇話会委員の浜田真理子氏より、講演「音楽を通した地域活性化」が行われ、 その後、ミニコンサートが行われました。

 最後に、塩飽邦憲島根大学企画・総務担当理事から閉会挨拶がありました。
 一般市民、大学関係者等約90名の参加があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議九州・沖縄地区会議学術講演会「高齢化社会を支える-地域医療と福祉テクノロジー-」

(平成26年12月3日開催 ホルトホール大分)
 12月3日(水)、日本学術会議九州・沖縄地区会議学術講演会「高齢化社会を支える-地域医療と福祉テクノロジー-」が、大分市(ホルトホール大分)で開催されました。
 まず、井野瀬久美惠日本学術会議副会長及び北野正剛大分大学長から開会挨拶がありました。
 次に、大分大学の4名の先生方から次のような演題で、高齢化社会を支えることに関する講演が行われました。

(1) 宮崎英士(大分大学医学部附属地域医療学センター教授)
  「超高齢社会における地域医療を担う人材養成」
(2) 三重野英子(大分大学医学部看護学科実践看護学講座教授)
  「認知症ケアに携わる看護専門職の人材育成」
(3) 菊池武士(大分大学工学部福祉環境工学科メカトロニクスコース准教授)
  「高齢化社会を支えるロボットテクノロジーの可能性」
(4) 松原悦朗(大分大学医学部医学科神経内科学講座教授)
  「新国民病『認知症』:アルツハイマー病の克服に向けて」

 最後に、小松利光日本学術会議九州・沖縄地区会議会員から閉会挨拶がありました。
 一般市民、大学関係者等約100名の参加があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議北海道地区会議学術講演会「高齢化社会の食と医療~心身の健康のために~」

(平成26年11月14日開催 北海道大学 学術交流会館 小講堂)
 11月14日(金)、日本学術会議北海道地区会議学術講演会「高齢化社会の食と医療~心身の健康のために~」が、札幌市(北海道大学 学術交流会館 小講堂)で開催されました。
 まず、向井千秋日本学術会議副会長及び安田和則北海道大学病院長から開会挨拶がありました。
 第一部は寶金清博座長(日本学術会議会員、北海道大学病院長)のもと、2名の先生方から講演がありました。まず、浅香正博北海道大学大学院医学研究科特任教授から「がんはどこまで予防できるのか」、続いて、玉腰暁子北海道大学大学院医学研究科教授から「生活習慣と健康-疫学研究から-」という題名で行われました。
 続いて第二部は本間さと座長(日本学術会議会員、北海道大学大学院医学研究科 特任教授)のもと、2名の先生方から講演がありました。まず、内山真日本大学医学部教授から「睡眠のはなし 良い眠りのために」、続いて、下浜俊札幌医科大学医学部教授から「認知症の早期発見と予防」という題名で行われました。
 講演終了後、総合討論としてパネルディスカッションが行われました。
 最後に、上田一郎日本学術会議北海道地区代表幹事から閉会挨拶がありました。
 一般市民、大学関係者等約130名の参加があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議九州・沖縄地区会議学術講演会「いのちの水と生きる~熊本から世界へ~」

(平成26年11月3日開催 ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ)
 11月3日(月・祝)、日本学術会議九州・沖縄地区会議学術講演会「いのちの水と生きる~熊本から世界へ~」が、熊本市(ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ)で 開催されました。
 まず、大西隆日本学術会議会長及び谷口功熊本大学学長から開会挨拶がありました。
 次に2名の先生方から講演がありました。まず、大本照憲熊本大学大学院自然科学研究科教授から「近世の河川設計思想および九州における近年の河川災害の特徴について」、続いて、嶋田純熊本大学大学院自然科学研究科教授から「アジアモンスーン地域における持続的地下水管理のあり方‐熊本大学における研究と教育の両面での活動‐」という題名で行われました。
 次にこの2名の先生方のほか、水と関わりの深い2名の講師を加えてパネルディスカッションが行われました。聴講者からの質問に対する回答もありました。
 最後に、古谷野潔日本学術会議九州・沖縄地区代表幹事から閉会挨拶がありました。
 一般市民、大学関係者等約120名の参加があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議中部地区会議公開学術講演会「環境先進大学からの情報発信」

(平成26年10月31日開催 三重大学総合研究棟Ⅱ1階メディアホール)
 10月31(金)、日本学術会議中部地区会議公開学術講演会「環境先進大学からの情報発信」が、三重大学で開催されました。
 最初に内田敦正三重大学学長の挨拶と、高橋雅英日本学術会議中部地区会議代表幹事の主催者挨拶の後、井野瀬久美惠日本学術会議副会長による、「対話する過去と現在~スコットランド住民投票とは何だったのか~」、坂内正明三重大学大学院地域イノベーション学研究科教授による「全学で実践しているスマートキャンパスへの取り組み」、最後に幹渉三重大学大学院生物資源学研究科教授による「海洋生物の利用~エコ天然物化学と情報発信~」の講演が行われ、一般市民、大学関係者等約130名の参加があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議東北地区会議公開学術講演会「加速器科学が未来を拓く-医療・ものづくり・生命科学への応用-」

(平成26年10月25日開催 岩手大学工学部テクノホール)
 10月25日(土)、日本学術会議東北地区会議公開学術講演会「加速器科学が未来を拓く-医療・ものづくり・生命科学への応用-」が、岩手大学で開催されました。
 最初に、西谷泰昭岩手大学理事(総務・研究・復興担当)・副学長が開会挨拶をし、引き続き、主催者として、大西隆日本学術会議会長及び庄子哲雄日本学術会議東北地区会議代表幹事が挨拶をしました。
 講演については、まず、濱広幸東北大学電子光理学研究センター教授から「加速器科学の発展と東北放射光施設計画の概要」について基調講演がありました。続いて、医療、ものづくり、バイオの各専門分野の先生方から講演があり、有賀久哲岩手医科大学放射線腫瘍学科教授から「放射線を用いたがん治療」、廣沢一郎高輝度光科学研究センター産業利用推進室室長から「放射光による工業材料分析」、中川敦史大阪大学蛋白質研究所教授から「放射光を利用したタンパク質結晶構造解析」という題名で行われました。
 講演終了後、聴講者からの質問に対するパネルディスカッションの時間が設けられ、指名された先生方から質問に対する丁寧な回答がありました。
 最後に、岩渕明日本学術会議連携会員から閉会挨拶がありました。
 一般市民、大学関係者等約120名の参加があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議近畿地区会議学術講演会「発電以外の原子力利用の課題と展望」

(平成26年8月30日開催 大阪科学技術センター大ホール)
 8月30日(土)、日本学術会議近畿地区会議学術講演会「発電以外の原子力利用の課題と展望」が、大阪科学技術センターで開催されました。
 中嶋英雄日本学術会議会員の司会進行の下、まず、橋田充日本学術会議近畿地区会議代表幹事及び馬場章夫大阪大学副学長・理事から開会挨拶がありました。
 講演については、まず、家泰弘日本学術会議副会長から「原子力学の将来検討」という題名で原子力学の将来検討分科会がとりまとめようとしている提言案の内容について講演がありました。続いて、各専門分野4名の先生方からの講演があり、中西友子日本学術会議連携会員から「農学・生命科学における放射線利用」、米倉義晴日本学術会議会員から「加速器の医学利用」、鈴木実京都大学原子炉実験所教授から「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)による難治性がんへの挑戦」、河村弘日本原子力研究開発機構福島廃炉技術安全研究所長から「研究用原子炉を用いた工業生産」という題名で行われました。さらに、原子力に係る人材育成に携わっている2名の先生方からの講演があり、山中伸介大阪大学工学研究科教授から「大阪大学における原子力人材育成」、伊藤哲夫近畿大学原子力研究所所長から「近畿大学における原子力人材育成」という題名で行われました。
 講演終了後、聴講者からの質問に対する総合討論の時間が設けられ、指名された先生方から質問に対する丁寧な回答がありました。
 最後に、森山裕丈京都大学原子炉実験所所長から閉会挨拶がありました。
 一般市民、大学関係者等約130名の参加があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議中部地区会議学術講演会「地方から世界を目指す先端研究―分子イメージングと遠赤外光―」

(平成26年7月4日開催 福井大学 総合研究棟I 13階大会議室)
 7月4日(金)、日本学術会議中部地区会議学術講演会「地方から世界を目指す先端研究―分子イメージングと遠赤外光―」が、福井大学で開催されました。
 始めに、上田孝典福井大学企画・財務戦略担当理事、巽和行中部地区代表幹事から挨拶があり、丹生潔中部地区科学者懇談会幹事長から科学者懇談会の活動報告及び第166回総会の傍聴報告が行われました。
 家泰弘日本学術会議副会長から「科学の見方、科学的見方」、岡沢秀彦福井大学高エネルギー医学研究センター長から「革新的な分子イメージング技術による臨床画像診断」、齊藤輝雄福井大学遠赤外領域研究開発センター教授から「未開の電磁波-遠赤外光源-の開発と新しい研究の開拓」についての学術講演が行われ、各講演終了後には、質疑応答が行われた。
 最後に、岩井善郎福井大学研究・国際担当理事から閉会挨拶が行われました、100名規模の会場に一般市民、大学関係者等約100名の参加者があり、盛況裏に終了した。
講演写真
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○平成25年度

日本学術会議北海道地区会議学術講演会「宇宙技術による”夢”の実現」

(平成26年3月13日開催 北海道大学 学術交流会館講堂)
 3月13日(木)、日本学術会議北海道地区会議学術講演会「宇宙技術による”夢”の実現」が、北海道大学で開催されました。
 始めに、野口伸北海道地区会議代表幹事の学術講演会趣旨説明のあと、家泰弘日本学術会議副会長、上田一郎北海道大学理事・副学長から開会挨拶がありました。
 川口淳一郎日本学術会議会員から「やれる理由を見つけて挑戦しなければ、成果は得られない」、高橋幸弘北海道大学院教授から「マイクロサテライトが起こす宇宙情報革命」、福田徹宇宙航空研究開発機構地球環境研究センターセンター長から「地球環境監視-宇宙からの目-」、齊藤誠一日本学術会議連携会員から「宇宙から海を探る:衛星データのスマート水産業への利活用」についての学術講演が行われ、講演が終わる度に、活発な質疑応答が行われました。
 最後に、野口伸北海道地区会議代表幹事から閉会挨拶が行われました。一般市民、研究者等約160名の参加者があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議近畿地区会議学術講演会「環境といのち―知恵なすわざの再生へ」

(平成25年12月15日開催 京都大学 芝蘭会館稲盛ホール)
 12月15日(日)、日本学術会議近畿地区会議学術講演会「環境といのち―知恵なすわざの再生へ」が、京都大学で開催されました。
 鈴木晶子日本学術会議会員の司会進行のもと、始めに、橋田充日近畿地区会議代表幹事、三嶋理晃京都大学理事・副学長から開会挨拶がありました。
 安成哲三日本学術会議会員から「人間にとって地球とは何だろうか?」、岡田真美子日本学術会議連携会員から「草木国土の声を聴く」、伊藤美千穂日本学術会議連携会員から「『自然・人間・文化』と薬」についての学術講演が行われ、講演が終わる度に、活発な質疑応答が行われました。
 最後に、鈴木晶子日本学術会議会員から閉会挨拶が行われました。一般市民、研究者等約60名の参加者があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議中国・四国地区会議公開学術講演会「大災害への備え-いのちと暮らしを守るために-」

(平成25年12月7日開催 かがわ国際会議場)
 12月7日(土)、日本学術会議中国・四国地区会議公開学術講演会「大災害への備え-いのちと暮らしを守るために-」が、かがわ国際会議場で開催されました。
 始めに、嘉門雅史(中国・四国地区会議代表幹事)、大西隆(日本学術会議会長)から開会挨拶がありました。
 続いて、大西隆(日本学術会議会長)から「強靭な国土創成と国土管理」、和田章(日本学術会議第三部会員)から「巨大災害から生命と国土を守る」、米田雅子(日本学術会議連携会員)から「災害復興と地方再生」、白木渡(香川大学危機管理研究センター長)から「地域の災害への備え(DCM)」について、土木工学・建築学等を専門としている4名の先生方から学術講演が行われ、講演の終わりには質疑応答が行われました。
 一般市民、研究者等約90名の参加者があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議九州・沖縄地区会議学術講演会「地球市民としてのあなたへ~フクシマの復興に向けたアカデミアの挑戦~」

(平成25年11月29日開催 長崎大学 医学部良順会館ボードインホール)
 11月29日(金)、日本学術会議九州・沖縄地区会議学術講演会「地球市民としてのあなたへ~フクシマの復興に向けたアカデミアの挑戦~」が、長崎大学で開催されました。
 始めに、小林良彰(日本学術会議副会長)、片峰茂(長崎大学長)から開会挨拶がありました。
 続いて、Eduardo Daniel Herrera Reyes(IAEA(国際原子力機関)事故・緊急センター)から「緊急被ばく医療の国際的取り組みと国際原子力機関の緊急時対応援助ネットワーク」、大津留晶(福島県立医科大学放射線健康管理学講座教授)から「原発事故後の現況と健康への取り組み」、高村昇(長崎大学原爆後障害医療研究所社会医学部門教授)から「放射線健康リスク科学のこれから:長崎、チェルノブイリから福島へ」、Gregory K. Clancy(シンガポール大学准教授)から「福島の歴史的予見の視点から:日本と自然災害」について、英語による学術講演(同時通訳あり)が行われ、講演の終わりには質疑応答の時間も設けられました。
 最後に、箱田裕司(日本学術会議九州・沖縄地区会議代表幹事)、永山雄二(長崎大学原爆後障害医療研究所長)から閉会挨拶が行われました。一般市民、大学関係者等約100名の参加者があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議中部地区会議学術講演会「大学からの知の発信~文理融合の視点から~」

(平成25年11月20日開催 名古屋大学 野依記念物質科学研究館2階野依記念講演室)
 11月20日(水)、日本学術会議中部地区会議学術講演会「大学からの知の発信~文理融合の視点から~」が、名古屋大学で開催されました。
 始めに、濵口道成名古屋大学長、巽和行中部地区代表幹事から挨拶があり、丹生潔中部地区科学者懇談会幹事長から科学者懇談会の活動報告及び第165回総会の傍聴報告が行われました。
 続いて、家泰弘日本学術会議副会長から「磁石、磁力、磁場-魔術から現代社会への道程」、安藤隆穂名古屋大学高等研究院長から「フランスにおける自由主義の系譜」、藤吉好則名古屋大学大学院創薬科学研究科特任教授から「創薬と「ヒトの分子レベルからの理解」を目指して」、町田健名古屋大学国際教育交流センター長から「言語の意味と構造」についての学術講演が行われ、講演が終わる度に、参加者から出される質問に講演者が応対しました。
 最後に、和田肇名古屋大学大学院法学研究科教授から閉会挨拶が行われました。100名規模の会場に一般市民、大学関係者等約80名の参加者があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議九州・沖縄地区会議学術講演会「かごしまの水を考える-鹿児島大学「水」研究最前線-」

(平成25年11月18日開催 鹿児島大学 稲盛会館 キミ&ケサメモリアルホール)
 11月18日(月)、日本学術会議九州・沖縄地区会議学術講演会「かごしまの水を考える-鹿児島大学「水」研究最前線-」が、鹿児島大学で開催されました。
 始めに、家泰弘(日本学術会議副会長)、前田芳實(鹿児島大学長)から開会挨拶がありました。
 続いて、籾井和郎先生(鹿児島大学農学部教授)から「いのち育む水資源と水循環」、地頭薗隆先生(鹿児島大学農学部・地域防災教育研究センター教授)から「水と災害」、前田広人先生(鹿児島大学水産学部教授)「水と生活」についての学術講演が行われ、講演の終わる度に、参加者との質疑応答の時間も設けられました。
 最後に、箱田裕司(日本学術会議九州・沖縄地区会議代表幹事から閉会挨拶が行われました。一般市民、大学関係者等約160名の参加者があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議東北地区会議学術講演会「サイエンストーク『宇宙ファミリー』」

(平成25年9月14日開催 ユートリー 八戸地域地場産業振興センター)
 9月14日(土)、日本学術会議東北地区会議学術講演会「サイエンストーク『宇宙ファミリー』」が、青森県八戸市のユートリーで開催されました。
 始めに、大西隆日本学術会議会長、岡田益男日本学術会議第三部会員・八戸工業高等専門学校長より開会挨拶がありました。
 続いて、藤井満美子日本科学コミュニケーターの司会により講演開始、最初に川口淳一郎日本学術会議第三部会員・(独)宇宙航空研究開発機構シニアフェローから「太陽系大航海時代の幕開け」、続いて須藤靖日本学術会議第三部会員・東京大学教授から「もうひとつの地球の色は何色?」、最後に向井万起男医師から「未来の有人宇宙飛行-宇宙兄弟のお話」についての学術講演が行われ、講演終了後に会場から出された質問票に講演者が答える形でパネルでディスカッションが行われました。
 最後に、各講演者に今回の講演会を総括していただき閉会しました。300名規模の会場に一般市民、教育機関の関係者等約300名の参加者があり、盛況裏に終了しました。
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日本学術会議中部地区会議学術講演会「応用を拓く基礎科学の新展開-化学と医学の分野から」

(平成25年7月12日開催 信州大学 理学部C棟2階大会議室)
 7月12日(金)、日本学術会議中部地区会議学術講演会「応用を拓く基礎科学の新展開-化学と医学の分野から」が、信州大学で開催されました。
 始めに、山沢清人信州大学長、巽和行中部地区会議代表幹事から挨拶があり、丹生潔中部地区科学者懇談会幹事長から科学者懇談会の活動報告、公文富士夫中部地区科学者懇談会長野県幹事から第164回総会の傍聴報告が行われました。
 続いて、大西隆日本学術会議会長から「科学者の活動と社会」、英謙二信州大学大 学院総合工学系研究科教授から「低分子化合物によるゲル化機構の解明とゲル化剤の開 発に関する研究」、河合佳子信州大学医学部准教授から「流れ刺激による肺の炭酸ガス 排出機構における新しい概念」についての学術講演が行われ、講演が終わる度に、参加 者から出される質問に講演者が応対しました。
 最後に、西村直子信州大学経済学部教授から閉会挨拶が行われました。一般市民、大学 関係者等約60名の参加者があり、盛況裏に終了しました。
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