日本学術会議は、わが国の人文・社会科学、自然科学全分野の科学者の意見をまとめ、国内外に対して発信する日本の代表機関です。

代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称  

    (和文)   世界若手アカデミー第9回年次総会
    (英文)   9th Annual Conference and General Meeting of the Global

  2. 会 期

    平成31年 4月29日~令和元年 5月 3日(5日間)

  3. 会議出席者名

    岩崎渉、岸村顕広、新福洋子

  4. 会議開催地

    ドイツ ハレ

  5. 参加状況  (参加国数、参加者数、日本人参加者)

    約67か国、参加者約160名、うち日本人参加者5名

  6. 会議内容

     4/28に執行役員会議があり、執行役員である新福洋子博士が参加した。総会のプログラムと執行役員の交代について話し合われた。4/29にはINGSAとの共同開催である科学的助言ワークショップがあり、新福博士がメンターとしてケーススタディをベースとしたワークショップ開催に貢献した。次期ISC代表に選出されているPeter Gluckman博士が若手科学者からの質問を受け付け、自身の震災時や薬品に関する科学的助言の経験を共有した。
     4/30から本会議が始まり、まず、ドイツ科学アカデミーLeopoldinaの会長であるJorg Hacker博士、ドイツザクセン・アンハルト州経済科学デジタル化担当大臣であるArmin Willingmann氏(代理者)から歓迎の挨拶があった。その後、共同議長であるConnie Nshemereirwe博士から、世界若手アカデミーの紹介があった。午後には、共同議長であるTolu Oni博士およびConnie Nshemereirwe博士から世界若手アカデミーの1年間の活動の紹介が行われるとともに、各ワーキンググループに分かれての活発な議論が行われた。さらには、ASEANや日米など、地域ごとの若手研究者の交流を促進するための議論も行われた。
     2日目の5/1は、メインテーマであるRe: Enlightenmentをテーマに、Introductory panelとInteractive panelが実施された。Introductory panelは、Re: Enlightenmentの活動の創始者であるClifford Siskin博士のほか2名から講演があり、Enlightenmentが何であるか、についてその歴史的背景などとともに語られ、現代においてEnlightenmentを考え直す意義が議論された。Interactive panelでは、”Different places of truth: Science between global and local”, “Different paths to truth? Science, art, religion”をテーマに議論が行われた。4名のパネリストからの話題提供のあと、質疑応答が行われ、さらに会場からの声を質問形式で付箋で集め、論点の分類を参加者全員で行った。それを受けて”community connection”, “open science”, “academic evolution”, “sustainability”, “global policies”, “local”, “language”, “inclusiveness/equity”, “art/religion”の各テーマに分かれて議論を行い、それぞれについて、GYAが今後何を考えて行動すべきかという形でまとめられた。午後は、GYA10周年を振り返るセッションが行われ、その後、各ワーキンググループに分かれて活発に議論が行われた。最後に次年度の執行役員候補者により翌日の投票に向けて所信表明のスピーチが行われた。
     3日目の5/2は、各国の若手アカデミーの代表者が集まり、担当執行役員である新福博士の司会のもと、その連携や発展、新たな若手アカデミーの設立に向けた意見交換が行われた。その後、総会が開かれ、世界若手アカデミーの規約の改正のほか、総合的な議論が行われた。その後共同議長2名および理事9名の選挙が行われ、共同議長にはフランスのKoen Vermeir博士とウガンダのConnie Nshemereirwe博士が選出された。また、新理事9名のうち1名に、我が国から新福博士が再選出された。
     4日目の5/3は、Bibliotheca Hertzianaの研究代表であるSietske Fransen博士、Leopoldinaの科学研究部門のセンター長であるRainer Godel博士、オランダのMaastricht大学の技術社会科学部門のAnna Harri博士、オックスフォード大学のJunior Research FellowであるMatthew Lavy博士によって、科学の発展の歴史、アカデミーの発展の背景、GYAの歴史が語られた。その後、共同代表のTolu Oni博士が6名のGYAの立ち上げと発展の関わってきた6名のパネルとともにこれからの各国の若手アカデミーとGYAの発展について討論を行った。元共同代表であるOrakanoke Phanraksa博士から、初めてとなるアルムナイの会合をタイで行うことが発表された。午後にはオンラインで参加した原山優子博士を含めたアドバイザリーボードと執行役員の会合が行われ、アドバイザリーボードからのGYAへの期待が語られた。その後、前執行役員と新執行役員との引き継ぎの会合が行われ、2年継続で執行役員を務める新福博士が参加し、1年の活動の報告と今後の活動の展望を話し合った。
     5日目の5/4は執行役員のみでの朝食会合が行われ、新執行役員により、今後の自身の活動目標が話し合われた。今後共同代表により各執行役員の役割が定められ、その役割を1年遂行する。



会議の模様

次回開催予定:
次回は9月かその前にベルリンにて執行役員会合が行われる予定である。


会合出席者集合写真
左より岩崎博士、岸村博士、狩野博士、新福博士、駒井博士
各国の若手アカデミーが集まった朝食会合後の集合写真
左より新福博士、岸村博士、岩崎博士
2期目の執行委員に選出された新福博士(前列左から4人目)

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