日本学術会議は、わが国の人文・社会科学、自然科学全分野の科学者の意見をまとめ、国内外に対して発信する日本の代表機関です。

代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称  

    (和文)   フューチャー・アース諮問委員会ならびに評議会、事務局準備会議ならびに取りまとめ会議
    (英文)   Future Earth Advisory Committee (AC), Governing Council (GC) and Secretariat meetings

  2. 会 期

    2019年4月1日~5日(5日間)
    事務局準備会議:4月1日(春日)
    諮問委員会:4月2-3日(春日)
    評議会:4月4日(武内、春日)
    事務局取りまとめ会議:4月5日(春日)

  3. 会議出席者名

    武内 和彦会員・副会長、春日 文子連携会員

  4. 会議開催地

    スウェーデン・ストックホルム

  5. 参加状況  (参加国数、参加者数、日本人参加者)

    事務局会議:5ヶ国、12名(うち日本人は春日)
    諮問委員会:13ヶ国、33名(うち日本人は、AC memberである安成哲三地球研所長、石井菜穂子GEF CEO&議長、事務局春日、また加えて日本からの参加は地域事務所代表として地球研ハイン・マレー副所長)
    ※諮問委員会には、委員に加え、オブザーバーとして評議会委員、Global Research Projects (GRPs)代表、Knowledge-Action Networks (KANs)代
      表、若手研究者・実務者ネットワーク代表、そして事務局グローバルハブならびに地域事務所代表も出席した。
    評議会:8ヶ国、23名(うち日本人は、GC memberである武内副会長に加え、尾身朝子STS forum事務局長がウェブ参加、事務局春日、また加えて日本からの参加は地球研マレー副所長)

  6. 会議内容

    日程及び会議の主な議題、審議内容・成果 事務局準備会議:4月1日 諮問委員会:4月2-3日 昨年4月の前回AC会議以降の活動報告ならびに国際動向を踏まえ、主に以下の4点に関して審議し、評議会への助言をまとめた。
    - The Identification of new Global Systemic Challenges (GSC)
    - The GSC for Earth Targets (including the Earth Commission)
    - Development of the Professional Society and the proposed Global Training Program
    - Strengthening cross-fertilization of the Future Earth community

      評議会:4月4日
    • 諮問委員会による助言を踏まえつつ、上記事項について評議会としての決定を行うとともに、2018年度会計報告案ならびに2019年度会計計画案を承認した。Future Earthのレビューパネルについて報告があり、評議会自体の構成の見直しは、レビュー終了後まで延期された。2016年からGoverning Councilの共同議長を務めたJakob Rhyner氏は、国連大学退任に伴い共同議長を退任し、国連大学のDirk Messner氏が、Belmont Forumならびにコロラドハブホスト機関代表のMaria Uhle氏とともに、評議会構成見直しまでの暫定共同議長を務めることになった。


      事務局取りまとめ会議:4月5日
    • 前日までの会議の結果を踏まえ、事務局としての今後の詳細実行計画について審議した。


      会議において日本が果たした役
    • 第一弾のGlobal Systemic Challengesである、Earth Commission を含むEarth Targetsの実施に関して、ACメンバーである石井CEOと安成所長の役割は重要である。石井CEOは、AC会議初日晩に行われたレセプションにおいても、Earth Commissionに関するパネル討論に出演し、その意義について解説した。

    • GC機関メンバーであるSTS forumからは、尾身朝子事務局等が複数のセッションに亘ってウェブ参加し、STS forumの関与について発言した。武内副会長はGCの全セッションに加え、事務局グローバルハブホスト機関代表者によるハブfunders会議にも参加し、他のグローバルハブとの情報共有、合意形成にも貢献した。

    • 全会期を通して、春日は国際事務局グローバルハブ事務局長としての務めを担い、マレー地球研副所長も地域事務所の立場から発言するとともにその役割の重要性を紹介した。


      その他特筆すべき事項(共同声明や新聞等で報道されたもの等)
    • 特に公開された成果はない。



会議の模様

 昨年4月にAdvisory Committeeが発足し、新たな活動方針が示された後、それに対応した1年間の活動を振り返りつつ、新たな助言や決定が行われた。Future Earthの活動が多岐にわたる中、GRPsやKANs、そして地域や各国国内委員会を含む全コミュニティが協力して解決に貢献すべき地球規模課題をGlobal Systemic Challengesと位置づけ、その第一弾が動き始めた意義は大きい。4月23日締切として、Earth Commissionの委員の公募が行われている。
 一方、より広い社会のパートナーや関係者との連携を可能とすべく、Future Earth Society設立の準備も進められており、そのあり方についても意見交換が行われた。Future Earthの活動と成果をよりわかりやすく伝えるための仕組みについても、助言が得られた。
 評議会内ハブfunders会議においては、下記次回開催に関して、また各ハブにおいて副グローバルハブ事務局長配置の努力をすることが、合意された。
 次回開催予定 2020年3月あるいは4月から9月までのいずれかの期間:現在、開催地が最終選考段階にある、Sustainability Research and Innovation 2020 (SRI2020)において、同時にAC, GC会議を行うか、そうでない場合は、順番として日本開催となる予定。

次回開催予定:
会期  未定
開催地  アメリカ合衆国


Advislry Committee 会議参加者 Advisory Committee 共同議長
Earth Commissionに関するパネル討論
Governing Council meeting

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