日本学術会議は、わが国の人文・社会科学、自然科学全分野の科学者の意見をまとめ、国内外に対して発信する日本の代表機関です。

代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称  

    (和文)   世界政治学会2017年人文社会科学国際会議
    (英文)   IPSA 2017 Congress of the Humanities and Social Sciences

  2. 会 期

    2017年 5月28日~6月2日(6日間)

  3. 会議出席者名

    羽場 久美子

  4. 会議開催地

    カナダ、トロント

  5. 参加状況  (参加国数、参加者数、日本人参加者)

    参加国数60か国程度、参加者数9000人、日本人参加者20名程度

  6. 会議内容  

    Congress of the Humanities and Social Sciences 人文社会科学のコンソーシアムであったので、世界数十か国、9000人の参加者からなるあらゆるテーマのシンポジウムや研究会が開催されていた。町全体を大会参加者が占めている状況で、会場はもちろん、ベンチやカフェで、また歩きながらも議論する人たちが目立った。

    • 日程及び会議の主な議題

      一週間以上にわたり、様々な学会のさまざまな組織による多くの会議が催された。議題も多岐にわたったが、特に自分が関心を持ったのは民主主義、移民、マイノリティに関する議論であった。

    • 会議における審議内容・成果

      自然科学に比べて、具体的に政策課につながる達成目標のようなものがあったわけではないが、民主主義をより少数者の利益にもなるように実行するにはどうすべきかとか、マイノリティを気持ちよく包摂する社会はどうあるべきかなどが積極的に議論された点で、各国におけるマイノリティ問題や、排除排斥の論理への対応策、より開かれた住みよい社会を作るにはどうすべきかということが真正面から議論されたように思われる。

    • 会議において日本が果たした役割

      例えば7月初めに青山学院大学で、世界23か国から130人を呼び200人前後からなる大型の国際会議を組織したりするような場合に日本の役割というのは会議の水準、規模、ホテル滞在、送迎バスやレセプションまで、日本の役割がどう見られているか、ということは大変気を使った。が今回ほとんど日本人とは合わない形で9000人が集う国際会議に参加して、確かに日本人が参加してくれたということで大抵どのの会議でも喜んで頂いたが、「日本が果たした役割」と大上段に被って言えるものを何かしたわけではない。しかし韓国人、中国人、台湾人が大量に参加する中、日本も韓国や台湾の人口に比べ、もう少し積極的に参加してもよいのではと思われた。

    • その他特筆すべき事項(共同声明や新聞等で報道されたもの等)

      特になし。



次回開催予定2018 年7月末

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