日本学術会議は、わが国の人文・社会科学、自然科学全分野の科学者の意見をまとめ、国内外に対して発信する日本の代表機関です。

代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称  

    (和文)   世界若手アカデミー第7回年次総会
    (英文)   7th Annual Conference and General Meeting of the Global

  2. 会 期

    平茂29年 5月15日~19日(5日間)

  3. 会議出席者名

    岩崎渉、岸村顕広、住井英二郎

  4. 会議開催地

    スコットランド(英国)アビモア町

  5. 参加状況  (参加国数、参加者数、日本人参加者)

    約40か国、参加者約100名、うち日本人参加者4名

  6. 会議内容  

    前日の到着直後の会合に続き、1日目の午前は新メンバーの就任式と、メンバー間の共同作業形式ワークショップの後、本総会のテーマであるSocial Justice in a Rapidly Changing WorldについてKarly Kehoe氏、Jan-Christoph Heilinger氏、Karen Lorimer氏からの発表および質疑応答があった。午後は(特に新メンバーに対して)GYA全体と各ワーキンググループの活動報告・紹介、GYAの規約改正や活動方針に関する説明と非常に活発な議論、および次期役員選挙の各候補者による発表があった。

    2日目は、科学外交、科学教育、オープンサイエンスなど、科学と社会の関わりに関する様々なワーキンググループに分かれてのディスカッションが行われた。その後、Royal Society of EdinburghのMurray Pittock博士から世界若手アカデミーに対する歓迎の言葉が述べられた。続いて、Kenneth Hogg博士、Oliver Escobar博士、Katie Hampson博士、Mattias Klaes博士によるオンライン教育、参加型民主主義、公衆衛生、などに関するパネルディスカッションが行われた。最後に、次期の役員を決めるための投票が行われ、英国のMoritz Riede博士と南アフリカ共和国のTolu Oni博士が共同議長に選出された。

    3日目は、まず、GYAメンバーによる研究発表が行われた。午前、午後の二部に分かれ、第一部は今回の総会のメインテーマ”Social Justice”に関連するもの、第二部はその他一般からの発表で、約3分のショートプレゼンテーションが15件程度ずつ行われた。質疑の時間はほとんどなかったが、参加者はそれぞれの発表についてスライドや発表の質を5段階で評価することができた。その結果を総合して、第一部、二部それぞれから一件ずつベストプレゼンテーションが選ばれ、表彰された。なお、日本から参加した岩崎准教授が第二部で受賞するという快挙を成し遂げたことは特筆に値する。

    この他、午前にメインテーマ”Social Justice”に関連したパネルディスカッションがあった。Kara Brown氏、Mridul Wadhwa氏からは、ジェンダーやマイノリティの問題、地域に根づく文化から生じる問題に関する話題が、Sayantan Ghosai教授からはテクノロジーと貧富の格差の問題、貧富のレベルと経済成長に関する興味深い統計データの紹介があったほか、global basic incomeに関する提言があった。また、Cam Donaldson教授からはビジネス・経済格差と健康格差の問題に関する話題提供があった。これらに関する質疑応答につづき、参加者が各々のテーブルにて議論するワーキングタイムがあった。さらに午後には、International Council for Science (ICSU) の会長であるGordon McBean教授から、Sustainable Development Goals (SDGs)に関連した活動の紹介があった。夜には今回で任期切れ退任となるメンバーの離任式に加え、次回年次総会が2018年5月にタイのパタヤで開催される旨の発表があった。



会議の模様




このページのトップへ

HOME日本学術会議とは提言・報告等一般公開イベント委員会の活動地区会議の活動国際活動会員・連携会員等協力学術研究団体▲ページトップ
このホームページについて
Copyright 2012 SCIENCE COUNCIL OF JAPAN