日本学術会議は、わが国の人文・社会科学、自然科学全分野の科学者の意見をまとめ、国内外に対して発信する日本の代表機関です。

代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称  

    (和文)   第7回世界科学フォーラム
    (英文)   The 7th World Science Forum

  2. 会 期  2015年(平成27年)11月4日~7日(4日間)
  3. 会議出席者名
      大西隆会長、花木啓祐副会長、小池俊雄連携会員、天野浩特任連携会員 
  4. 会議開催地  ブダペスト(ハンガリー)
  5. 参加状況  (参加国数、参加者数、日本人参加者)
      フォーラム参加者約980名。日本からは約10名が参加
      ステアリング・コミッティー参加者20名、うち日本人参加者2名 (大西会長、花木副会長)
  6. 会議内容  
    • 全体日程

      ■ 11月4日午前: ステアリング・コミッティー
      ■ 11月4日夕~11月7日: 本会議

    • ステアリング・コミッティー

      議題1 本会議の開催準備状況について確認した。なお、次回のフォーラムは2017年にヨルダンで開催し、その準備のためのステアリング・コミッティーを来年5月頃に開催予定である。

      議題2 フォーラムの宣言について
      宣言案が紹介され、意見交換を行った。最近問題となっている難民問題にも触れるなどの点で会期中に修正を行い、最終日に採択する予定とした。

    • 本会議

      全体セッションと、テーマ別の並行セッションから構成された。全体セッションはステアリングコミティ自身で企画し、テーマ別セッションは担当する組織が企画し、それをステアリングコミティが承認する形で企画された。
      全体セッションでは、多様な話題が取り上げられ、さまざまな立場の演者が講演を行いパネルで議論を行った。は若手研究者をコメンテータの形で含めることによって、若手の意見も反映するようにしていた点が特徴的であった。

      代表派遣者にかかわるセッションを抽出すると以下のようになる。

      1)全体セッション “Science in the innovation ecosystem”
      2014年のノーベル賞受賞者である天野浩氏から、青色LEDの開発に関する内容と、政府と大学の協力関係について発表が行われた他、合計4名から話題が提供され、イノベーションに関して、企業、国、研究者の共同の重要性などが議論された。

      2)テーマ別セッション
      「Science and technology for disaster risk reduction - 防災に対する科学の役割」
      このセッションは、日本学術会議と英国Royal SocietyがUNESCOの防災担当部署のアドバイスを得て共同で企画したものであり、花木副会長が当初の全体企画と他国組織との折衝を、小池俊雄座長が詳細の企画を担当した。構成は以下の通りであった。

      座長:小池俊雄(東京大学)
      大西隆(日本学術会議)
      Hugo Romero(チリ大学)
      Paul Bates(イギリス・ブリストル大学、Royal Society Working Group)
      Susan Cutter(サウスカロライナ大学)

      なお、Susan Cutter氏は勤務大学の地域にて最近生じた洪水の対応策に専門家として関与するため参加が不可能になり、インターネットを通じてスライドと音声で参加した。
      2015年1月に日本学術会議などが開催した東京会議(防災・減災に関する国際研究のための東京会議)、同年3月に開かれた国連防災会議と仙台フレームワークを基本にして、次の段階として、どのように科学技術が防災に貢献すべきかが議論された。

    • 宣言

      最終日に、宣言”Declaration of The 7th World Science Forum on The Enabling Power of Science”が提案、採択された。

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