武内 和彦 プロフィール 山極会長の指名により第24期の国際担当副会長に就任いたしました。東京大学や国連大学での私の国際経験・人脈を活かしながら、日本学術会議の国際展開に微力を尽くす所存ですので、皆様の温かいご支援を心よりお願いいたします。 さて国際分野では、 International Council for Science(ICSU) と International Social Science Council(ISSC) の統合により International Science Council(ISC) が2018年に創設されることが決定しました。人文・社会科学、生命科学、理学・工学の3部にまたがる日本学術会議は、統合されるISCのいわばロールモデルとなりうるものであり、その発展に大きく貢献することが期待されています。 また、第23期に日本学術会議が精力的に取り組んできた持続可能な地球社会の実現をめざす国際協力プラットホームであるフューチャー・アースをさらに推進していくことが求められます。科学者を含む多様なステークホルダーの参加により、科学と社会が協働できる道筋を示し、超学際研究アプローチにより、地球的課題の解決に向け貢献していくことが期待されます。 さらに、2030年までに国際社会がその達成を目指す持続可能な開発目標(SDGs)に対して、日本学術会議として貢献していく必要があります。私は、第23期環境学委員長としてSDGsに関する「報告」をとりまとめましたが、そこでは多様な目標・ターゲット間のシナジーを高め、トレードオフを回避するような統合的・包括的アプローチの確立に向け日本学術会議が国際社会と連携し取り組むことを求めています。 そのほか、さまざまな学術分野での国際的プレゼンスがますます向上することを目指して、会員・連携会員・事務局の皆さんとともに頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。