代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称  

    (和文)   国際地理学連合 (IGU) 役員会
    (英文)   IGU Executive Committee Meeting

  2. 会 期

    2016年 11月15日~17日まで( 3日間)

  3. 会議出席者名

    氷見山幸夫

  4. 会議開催地

    フランス共和国 パリ市

  5. 参加状況  (参加国数、参加者数、日本人参加者)

    参加国数 9カ国
    参加者数 10名(うち日本人1名)

  6. 会議内容  
    • 日程及び会議の主な議題

      ・IGU加盟国(地域)の確認とアフリカ・中南米等への拡大策、各役員の担当国の決定
      ・コミッション・タスクフォースの活動報告とチェック、担当役員の決定、新規設置提案の検討
      ・IGUの重点的活動について
      ・IYGU(国際地球理解年)
      ・持続可能な都市 ’Oursus’ プロジェクト
      ・ジャーナルプロジェクト
      ・IGU地域ネットワーク
      ・IGU Bulletin, Website, E-Newsletter
      ・ICSU等の関連組織やFuture Earth などの国際プログラムへの対応
        ICSU, ISSC, CIPSH, Geo Unions, FIG, EUROGEO, EUGEO, UGAL/EGAL, IAG, AAG,
        RGS/IBG, IAG, ICA, Future Earth, Festival International de Geographie
      ・2022年までの国際地理学会議(IGC)、国際地理学会議(RC)、テーマ会議(TC)の確認:ラパスTC(2017)、ケベックRC(2018)、イスタンブルIGC(2020)、パリIGC(2022)
      ・2022年のIGU発足100周年記念事業及び国際地理学会議(IGC)発足150周年特別 会議について

    • 会議における審議内容・成果

      上述の通り。

    • 会議において日本が果たした役割

      報告者(氷見山)は2016年8月21日~25日に北京で開催された国際地理学会議(IGC)の終了と同時にIGUの第25代会長に就任しており、この度パリ大学で開催された役員会は、新体制が発足してから最初の会議であった。

    • その他特筆すべき事項(共同声明や新聞等で報道されたもの等)

      IGUには38のCommission (研究委員会)と3つのTask Force があり、それぞれが毎年シンポジウムの開催やプロジェクトの推進などの活動を行なっているが、それらの活動の振興や質の向上、社会貢献、国際研究・教育プログラムへの参加などを一層推進する上で有益な成果をあげることができた。パリ大学で本役員会を開催することを決めたのはわずか2ヶ月前だったが、同大学の対応は、学長が挨拶にお見えになり、またIGUフランス国内委員会がレセプションを開いてくださるなど、大変丁寧且つ丁重であった。



会議の模様

添付の写真は会場校のパリ大学で撮ったIGU役員の記念写真である。報告者は中段右端


次回の国際地理学連合(IGU)役員会は2017年5月8日~10日カナダのケベック市で開催される。


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