代表派遣会議出席報告
会議概要
- 名 称
(和文) 国際社会科学評議会理事会
(英文) Executive Committee Meeting, International Social Science Council - 会 期
28年 10月25日~ 日( 1日間)
- 会議出席者名
日本大学総合科学研究所 齋藤 安彦
- 会議開催地
ノルウエー、オスロ
- 参加状況 (参加国数、参加者数、日本人参加者)
参加国数 8、参加者数 11、日本人参加者 1
- 会議内容
- 日程及び会議の主な議題
2016年10月26日午後7:30から9:30
- 会議における審議内容・成果
審議内容:ISSC-ICSU合併後のISSCとしての対応
WSSF2018の福岡開催の確認と今後の進めかた - 会議において日本が果たした役割
WSSF2018の福岡開催の現状説明
- その他特筆すべき事項(共同声明や新聞等で報道されたもの等)
なし
- 日程及び会議の主な議題
次回開催予定 2017年 10月
会議の模様
通常の総会後の理事会は新たに選出された理事による顔合わせが中心となる。しかし、今回はこれまでの理事の任期をISSCおよびICSUの合併に関して最終決定がなされ、合併が終了する可能性のある2018年まで延長することがISSC総会で認められたため、ISSCとICSUの合併に関して最終決定がなされたあとの対応に関して話し合われた。理事会に先立ち、これまで理事の一人であったDr. Jose Moises Alvaroが理事を辞任したとISSC会長のDr.Martinelliから報告があった。Dr. Alvaroの辞任は理事選出母体である国際政治学会がISSCとICSUの合併に反対票を投じたことによるものである。
今回のISSC/ICSU合同総会において合併について基本的な合意が得られたため、来年、2017年10月に台北で予定されているICSU/ISSC合同総会までにそれ以降、合併までの詳細な条件等の草案を作成するTransition Task Force(TTF)および新しい組織としてのハイレベル戦略を創案するStrategy Working Group (SWG)に関して議論された。今後、TTFおよびSWGのメンバーをISSC参加団体に推薦者を呼びかけ、それらの候補者をもとに、ISSCおよびICSUが最終決定をすることとした。
また、ISSCの総会において2018年のWorld Social Science Forumの開催地として福岡が正式に承認された。ISSCと国内組織委員会とのMOUの締結がまだであるが、理事会と国内組織委員会が協力し合い双方が合意できるMOUの早期作成が確認された。
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