ICSUアジア・太平洋地域委員会定例会合

代表派遣会議出席報告

会議概要

名称

(和文) 第19回国際科学会議アジア太平洋地域委員会 (英文) The 19th Meeting of ICSU Regional Committee for Asia and the Pacific

会期

平成27年 4月23日~24日(2日間)

会議出席者名

山形 俊男

会議開催地

クアラルンプール

参加状況

(参加国数、参加者数、日本人参加者) 10カ国(事務局をホストするマレーシア代表を含む)、14名(ICSU本部および地域事務局メンバーを含む)、日本人1名

会議内容

日程及び会議の主な議題

本委員会には今期から韓国、インドネシアの新委員が加わり、継続委員も含めて加盟24カ国(及び台湾)のなかで9カ国の委員により構成されている。主な議題の一つは2006年の地域事務所導入時に設定した三優先分野<危険と防災、持続可能エネルギー、生態系>、及び2008年に追加した<都市の健康と良き生>に関する活動報告と問題点、今後の展開についである。地域事務所が主導する<南、東アジア縁辺海の持続可能性イニシャチブ(SIMSEA)計画>は生態系分野のなかで議論される。もう一つの主要議題はフューチャーアースの進展状況と地域委員会の役割についてである

会議における審議内容・成果

四つの優先分野に関する通常の活動報告に加えて、今回はICSU本部から参加した、新任のHeide Hackmann事務局長と長時間にわたり忌憚のないオープンダイアローグを行った。より学際性、超学際性が強まる中でのICSUの今後について、国際的なアカデミー活動が増える中でICSU活動をいかに「見える化」するか、ICSUに加盟している科学ユニオン代表と各国代表とのコミュニケーションギャップ、地域事務所の活動とのコミュニケーションギャップ、フューチャーアースにおけるユーロセントラリズムの問題、こうした問題をどう克服していくか、またICSUの任務はフューチャーアースだけでないこと、地域事務局発信の初めての実プログラムとしてのSIMSEA計画への期待など、活発な意見交換が行われた

会議において日本が果たした役割

SIMSEA計画はその立案段階からわが国の研究者が関与しており、海の持続的な健康と利活用に向けて、計画の具体化、資金確保などでアジア、太平洋地域におけるリーダーシップがますます期待されている

その他特筆すべき事項

(共同声明や新聞等で報道されたもの等) 特になし

会議の模様

次回の第20回委員会はタイ代表の誘致によりチェンライで11月末ごろに開催する予定である。

次回開催予定 2015年11月末