第29回国際科学会議(ICSU)計画評価委員会(CSPR会合)

代表派遣会議出席報告

会議概要

名称

(和文)   国際科学会議 第29回科学計画評価委員会 (英文)   29th Meeting of the ICSU Committee on Scientific Planning and Review (CSPR)

会期

平成27年4月9日~10日(2日間)

会議出席者名

春日文子

会議開催地

パリICSU本部

参加状況

(参加国数、参加者数、日本人参加者) 参加国11ヶ国 参加者数13人(Ex Officioも含む、他に事務局) 日本人参加者1名

会議内容

日程と主な議題

2日にわたり、様々な議題について審議された。公開可能な主な議題は以下の通り。
第28回CSPRならびに第112回および第113回理事会の議事要旨確認
ICSUならびにCSPRの概要説明
外部評価の概要と評価内容への対応
Strategic Plan II (2012?2017)の進捗状況
ICSUの新たな活動について

会議における審議内容・決定事項

前回1月に開かれた第28回CSPRならびに、昨年9月の第31回ICSU総会前後に開かれた第112回と第113回理事会の議事概要が総括された。
新委員のために、ICSUならびにCSPRの組織と役割、活動概要について説明があった。
第31回ICSU総会において公表された外部評価のうち主要な事項について説明があり、対応案について議論された。特に信頼される科学組織としての世界への助言機能、各プログラムのモニタリングと評価の考え方、ユニオンの各プログラムへの関与、地域事務所と事務局の人材強化、若手研究者(Early Career Scientists)の関与促進など。
Future Earthの進捗状況、SDGsや防災、Climate Changeに関する国連の動きへのICSUとしての関わり、それらにおける特にUNESCOとの連携について議論された。
各国の首席科学顧問のネットワーク作り、新IAPやTWASの連携強化のための活動などの案が示され、基本的に歓迎された。

会議において日本が果たした役割

各議題において発言するとともに、日本学術会議ならびに出張者が深く関与してきたFuture Earthや防災減災のための東京会議(2015年1月)、仙台での国連防災世界会議(2015年3月)については、出張者からも説明を加えた。また、ICSUの各活動に対するCSPRとしての評価にあたっては、各プログラムの報告書を準備することに加え、各委員長や事務局長のCSPRへの参加(オンライン参加も含め)を検討すべきと発言した。

会議の模様

CSPR委員はICSUのユニオンならびにナショナルメンバーから推薦を受け、理事会によって選考される。出張者は日本学術会議からの推薦により平成24(2012)年より委員となった。今回のCSPRは2015-2016期委員による最初の会議であり、ICSUの新CSPR担当副会長Jinghai Li氏(中国)が議長を務める最初の回でもあった。また新任のHeide Hackmann事務局長も参加し、積極的に新たな行動計画を提案した。今回CSPRの中で行われた提言は、前回第28回CSPRでの提言とともに、今月2015年4月末に開かれる第114回理事会に報告される。

次回開催予定 平成27年10月、パリICSU本部