各議題において発言するとともに、日本学術会議ならびに出張者が深く関与してきたFuture Earthや防災減災のための東京会議(2015年1月)、仙台での国連防災世界会議(2015年3月)については、出張者からも説明を加えた。また、ICSUの各活動に対するCSPRとしての評価にあたっては、各プログラムの報告書を準備することに加え、各委員長や事務局長のCSPRへの参加(オンライン参加も含め)を検討すべきと発言した。
CSPR委員はICSUのユニオンならびにナショナルメンバーから推薦を受け、理事会によって選考される。出張者は日本学術会議からの推薦により平成24(2012)年より委員となった。今回のCSPRは2015-2016期委員による最初の会議であり、ICSUの新CSPR担当副会長Jinghai Li氏(中国)が議長を務める最初の回でもあった。また新任のHeide Hackmann事務局長も参加し、積極的に新たな行動計画を提案した。今回CSPRの中で行われた提言は、前回第28回CSPRでの提言とともに、今月2015年4月末に開かれる第114回理事会に報告される。
次回開催予定 平成27年10月、パリICSU本部