日本学術会議主催学術フォーラム東日本大震災からの復興に向けての報告

・目的
　東日本大震災の被災地は、極めて広域に及んでおり、震災復興の考え方と道筋は、国土・地域の在り方を根底から問い直すものとなる。日本学術会議は、3 月25 日の第一次緊急提言に始まり、この間、原子力発電所、放射能問題、被災者救援、復興支援、震災廃棄物対策など、様ざまの提言を発してきた。このフォーラムは、このうち、震災復興に焦点を絞り、日本における震災復興の経緯をレヴューし、東日本大震災の被災状況を踏まえて、復興に向けた理念と主軸について、論議を深めることを目的とする。

・日　時　平成23 年 4月26日(火)13：20～17：20

・場　所　日本学術会議講堂

・ポスター(PDF形式：243KB)

・プログラム

・第一部：報告

　○挨拶： 日本学術会議緊急提言を踏まえて 日本学術会議副会長 大垣 眞一郎

　○報告１：東日本大震災からの復興とその歴史的意義(PDF形式：2,550KB)
　　(明治大学大学院政治経済学研究科特任教授 中林一樹)

　○報告２：ＧＩＳでみる震災復興への課題(PDF形式：1,217KB)
　　(奈良大学文学部地理学科教授 碓井 照子)

　○報告３：東日本大震災の被害状況と今後の課題(PDF形式：1,681KB)
　　(東京大学大学院工学系研究科教授 家田 仁)

　○報告４：被災した建築・都市・地域の状況と復興の道筋(PDF形式：2,100KB)
　　(東京工業大学名誉教授 和田 章)

　○報告５：被災地から考える地域再生と震災復興(PDF形式：835KB)
　　(福島大学教授経済経営学類教授 山川 充夫)

　○報告６：都市・農村・漁村の復興とペアリング支援(PDF形式：2,881KB)
　　(東京大学大学院工学系研究科教授 石川 幹子)

　○報告７：東日本大震災と国際的人道支援システム(PDF形式：1,482KB)
　　(ジャパン・プラットフォーム 共同代表理事 木山 啓子)

・第二部：パネルディスカッション－震災復興への道筋

　１.論点の提示：震災復興への視座　(東京大学先端科学技術研究センター教授 「復興構想会議」議長代理 御厨 貴)

　２.復興の最前線　(宮城県企画部部長 伊藤和彦)

　３.パネルディスカッション

　　コーディネーター：東京農業大学名誉教授日本学術会議環境学委員会 委員長 進士 五十八

　　パネリスト：伊藤、御厨、中林、家田、和田、山川、石川、木山

・結び：日本学術会議土木工学・建築委員会 副委員長 仙田 満

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