学術フォーラム「くらしを豊かにする化学の力 -材料と分析の融合が拓く未来-」
現代社会は、少子高齢化や気候変動といった複雑かつ深刻な課題に直面しています。これらの課題の解決には、科学技術の革新とそれを支える基盤研究の推進が不可欠です。特に、「材料化学」と「分析化学」は、社会基盤を支える科学として極めて重要な役割を果たしており、それらの相互連携によって新たな化学の地平が拓かれることが期待されます。
化学委員会では、第26期より「材料化学分科会」と「分析化学分科会」を統合し、「材料化学・分析化学分科会」として活動を開始しました。本フォーラムでは、この新体制のもと、「マテリアル開拓を支える分析」および「分析技術を支えるマテリアル」といった学術的な視点から、両分野の融合によるシナジーと、それが未来の科学・社会・暮らしにもたらす可能性について多角的に議論を行います。
特に総合討論では、産業界からの実践的な視点も取り入れ、学術界との対話を通じて、今後の研究開発の方向性や、社会実装への展望を探ります。分野融合による新しい化学の姿を描き出し、それが私たちの生活をどのように豊かにしていくかを共有することで、科学と社会とのより深い連携を目指します。
概要
| 開催日時 | 令和8年3月4日(水)13:00~16:20 |
|---|---|
| 開催地 | 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34) オンライン配信あり |
| 対象 | どなたでも参加いただけます。 |
| 定員 | 日本学術会議の講堂での参加については、定員になり次第締め切り、超過の際はオンライン参加とさせていただきます。 |
| 参加費 | 無料 |
| 申込み | 以下のページのリンク先よりお申込みください。 参加お申し込みフォームへのリンク |
| 備考 | 主催:日本学術会議 後援:日本化学会、日本分析機器工業会、日本分析化学会、電気化学会、日本質量分析学会、ナノ学会、日本MRS |
プログラム
- コーディネーター:栄長 泰明(日本学術会議連携会員/慶應義塾大学理工学部教授)
- 13:00~13:05 趣旨説明
- 栄長 泰明(日本学術会議連携会員/慶應義塾大学理工学部教授)
- 13:05~13:35 基調講演:「新材料が拓く未来社会-材料化学と分析化学の融合から-」
- 谷口 功(熊本県産業政策顧問、公益財団法人くまもと産業支援財団名誉顧問、国立大学法人熊本大学元学長・顧問・名誉教授、独立行政法人国立高等専門学校機構理事長)
資料(PDF形式:3,570KB)
13:35~14:50 アカデミアからの講演:
「マテリアルを支える分析・分析を支えるマテリアル」融合領域における新たな科学のかたちおよび相互への期待
- 座長:菅原 洋子(日本学術会議連携会員/北里大学名誉教授)
- 13:35~14:00 「超分子材料の化学センシングへの展開」
- 南 豪(東京大学生産技術研究所物質・環境系部門准教授/東京大学卓越研究員)
資料(PDF形式:3,073KB)
- 14:00~14:25 「材料と分析、そしてデジタル技術の融合による化学研究の新しい進め方」
- 一杉 太郎(日本学術会議連携会員/東京大学大学院理学系研究科教授/東京科学大学物質理工学院特任教授)
資料(PDF形式:3,426KB)
- 14:25~14:50 「新規モダリティ創薬を支える分析化学-健やかな未来を築く化学の力-」
- 川崎 ナナ(日本学術会議連携会員/横浜市立大学大学院生命医科学研究科教授)
資料(PDF形式:1,295KB)
- 14:50~15:10 休憩
- 15:10~16:10 総合討論
- ファシリテーター:
谷口 功(熊本県産業政策顧問、公益財団法人くまもと産業支援財団名誉顧問、国立大学法人熊本大学元学長・顧問・名誉教授、独立行政法人国立高等専門学校機構理事長)
パネリスト:
杉沢 寿志(一般社団法人日本分析機器工業会技術委員長/日本電子株式会社経営戦略室参与)
資料(PDF形式:1,220KB)
日下 康成(積水化学工業株式会社R&Dセンター先進技術研究所所長/京都工芸繊維大学新素材イノベーションラボ特任教授)
資料(PDF形式:502KB)
関根 千津(日本学術会議連携会員/元住化技術情報センター代表取締役社長)
齋藤 公児(日本学術会議連携会員/日鉄テクノロジー株式会社テクニカルアドバイザー)
玉田 薫(日本学術会議第三部会員/九州大学主幹教授・副学長)
- 16:10~16:20 まとめ、閉会挨拶
- 玉田 薫(日本学術会議第三部会員/九州大学主幹教授・副学長)
- 16:20 閉会
お申込み・お問い合わせ先
日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
電話:03-3403-6295