公開シンポジウム「2050年カーボンニュートラル実現に向けたエネルギーシナリオ」
2020年10月にわが国は2050年カーボンニュートラル(温室効果ガス実質排出ゼロ)実現を宣言し、21年4月には、30年度までに13年度比で温室効果ガス46%削減を表明した。我が国の温室効果ガス排出量の85%程度はエネルギー起源のCO2であり、温暖化対策はエネルギー政策と不可分である。わが国のエネルギー政策はエネルギー基本計画に基づいて進められており、2021年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画では、安全性(Safety)の確保を前提とし、2050年カーボンニュートラルなど気候変動対策(Environmental Compatibility)を進める中でも、安定供給(Energy Security)の確保やエネルギーコスト低減(Economic Efficiency)に向けた取組みを進めるとし、従来からのS+3Eという基本方針を維持している。一方、21年11月にはCOP26(気候変動枠組み条約締約国会合)において、気温上昇を1.5度以内に抑制するパリ協定の努力目標の実現を目指す強いメッセージがまとめられ、石炭火力を段階的に低減することなどが合意された。このような国内外動向を踏まえて、本シンポジウムでは、わが国の2050年カーボンニュートラルを実現するためのエネルギーシナリオについて議論する。
イベント概要
日時 | 2022年 4月 1日(金)13:00~17:30 |
---|---|
開催地 | オンライン開催 |
対象 | どなたでもご参加いただけます |
定員 | |
参加費 | 無料 |
プログラム |
|
申込み | 参加を希望される方は、以下のページのリンク先よりご登録ください。 参加申し込みフォームへのリンク |
問合せ | 連絡先:Carbonneutralsymp0401*gmail.com(送信の際には*を@ に変えてください) |
備考 | 主催:日本学術会議 総合工学委員会エネルギーと科学技術に関する分科会 共催:一般社団法人エネルギー・資源学会、一般社団法人日本エネルギー学会 他 |