日本学術会議は、わが国の人文・社会科学、自然科学全分野の科学者の意見をまとめ、国内外に対して発信する日本の代表機関です。

日本学術会議第166回総会における山本内閣府特命担当大臣の御挨拶

写真:内閣府担当大臣 山本 一太

 内閣府特命担当大臣の山本一太でございます。本日は、日本学術会議第166回総会に際しまして、担当大臣として、御挨拶を申し上げます。

 「日本を『世界で最もイノベーションに適した国』にする。」

 政府では、こうした大きな目標を掲げ、この目標に向けた新たな枠組みとして、大西会長が議員を務めておられる総合科学技術会議において、各府省の垣根を越えた研究開発を推進するSIPや、ハイリスク・ハイインパクトな挑戦的研究開発を推進するImPACTといったプログラムの制度設計を進めてまいりました。ImPACTのテーマ案の作成に当たっては、日本学術会議から、幅広い分野にわたる科学者のネットワークを大いに活用して、大変多くの御提案をいただきました。プログラムは今年度から本格的に始動しますが、引き続き、日本学術会議から有用なインプットをいただけることを期待しております。

 また、昨年発覚した臨床研究における不適切な事案をきっかけに、科学研究の健全性の向上に力を入れて取り組まれ、昨年12月に研究不正全般について、先月には臨床試験制度に関して、問題を提起する提言を出していただきました。しかしながら、依然としてSTAP細胞をめぐる問題など我が国の科学研究への信頼を揺るがすような事態が発生しており、大変懸念しております。引き続き、日本学術会議から有意義な発信をしていただき、研究不正の根絶に向けた取組を促進していただきたいと考えております。私も科学技術政策担当大臣として、国の取組をしっかり進めてまいります。

 更に、国際面でも、地球規模の課題解決に向けた国際共同研究の枠組み、「Future Earth」に積極的に関わられ、また、カナダ、ブルガリア、イスラエル、インドなどの科学アカデミーとの交流を深められるなど、これまで以上に精力的な活動を展開されています。こうした御活躍により、日本学術会議が国際的な舞台におけるプレゼンスを高めておられることは、日本の科学技術の発展のみならず、我が国全体にとってもプラスになる、大変素晴らしいことだと思います。これからも是非、我が国の科学者の内外に対する代表機関として、政府や社会に対して有用な発信をしていただくとともに、日本国内の科学技術の推進、更に世界全体における様々な課題解決にも力を発揮していただきたいと思います。

 最後に、日本学術会議の益々の御発展を心から祈念申し上げ、担当大臣としての挨拶といたします。

平成26年4月10日 内閣府特命担当大臣 山本一太

このページのトップへ

HOME日本学術会議とは提言・報告等一般公開イベント委員会の活動地区会議の活動国際活動会員・連携会員等協力学術研究団体▲ページトップ
このホームページについて
Copyright 2012 SCIENCE COUNCIL OF JAPAN