日本学術会議は、わが国の人文・社会科学、自然科学全分野の科学者の意見をまとめ、国内外に対して発信する日本の代表機関です。

日本学術会議第163回総会における前原内閣府特命担当大臣の御挨拶

写真:内閣府担当大臣 前原 誠司

 皆さんこんにちは。ただいま御紹介いただきました、内閣府特命担当大臣を仰せつかっております前原でございます。このたび科学技術政策を担当することとなりましたので、よろしくお願い申し上げます。本日は、日本学術会議第163回総会に際しまして、一言御挨拶を申し上げたいと思います。

 まずここにいらっしゃる日本学術会議会員の先生方の日頃の研究活動や日本学術会議における審議、提言活動に対しまして、日本の科学技術の発展に先生方が日々貢献しておられることに心から感謝とそして敬意を申し上げたいと思います。ありがとうございます。

 さて、東日本大震災が発生いたしました昨年3月11日から既に1年半が経過をいたしました。地震や津波の被害だけではなくて、原子力発電所の事故によります被害もあり、震災から1年半が経過しました現在におきましても、完全な復興を果たすまでには課題が山積をしております。これにつきましては政府といたしましても、全力で取り組んでいるところでございます。

 日本学術会議におかれましては、震災復興に関する提言を発出されるなど、その積極的な活動は以前より承知をしているところでございます。また今回の総会中にも原子力発電所事故の影響に関する国際会議を海外のアカデミーとともに開催をされるなど、精力的に活動しておられることに改めて敬意を表したいというふうに思います。

 しかしながら震災以降、国民の科学技術に対する信頼が揺らいでいるということについて、危機感を持って認識をする必要があると考えております。

 日本学術会議におかれましても、我が国の科学者コミュニティの代表機関として審議・提言活動を行われるのはもちろんのこと、科学技術について社会と研究者との橋渡しの役割を担っていただければ幸いだと考えております。昨日、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました山中教授のiPS細胞の作製に見られるように、科学技術のイノベーションは我が国にとって大変重要であり、成長戦略を推進するエンジンであります。日本学術会議には今後とも内閣の近くにあってこれを支える中心的なアカデミーとして引き続き積極的に御活躍をいただければ大変有り難いと考えております。

 結びになりますが、先生方の益々の御活躍と御健勝を心から祈念申し上げて、私の御挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。

平成24年10月9日内閣府特命担当大臣 前原誠司

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