代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称
    (和文)世界科学フォーラム(WSF)第2回運営委員会
    (英文)World Science Forum 2024 2nd Steering Committee Meeting
  2. 会 期
    令和 5年12月 5日(1日間)
  3. 会議概要
    1. 会議の形式:オンライン
    2. 会議の開催周期:年数回
    3. 会議開催地、会議場:オンライン(ZOOM)
    4. 会議開催母体機関:ハンガリー科学アカデミー(The Hungarian Academy of Sciences)
    5. 会議開催主催機関及びその性格:WSF運営委員会
    6. 参加状況

      参加国:ハンガリー、エチオピア、フランス、イタリア、日本、メキシコ等
      参加者数:20名程度(うち日本人参加者1名(日比谷潤子・筆者))

    7. 次回会議予定(会期、開催地、主なテーマ):

      会期:令和6年5月
      開催地:ハンガリー・ブダペスト
      主なテーマ:WSF2024会合プログラムの審議、WSF宣言案について

  4. 会議の学術的内容
    1. 日程と主な議題:

      令和5年12月5日、WSF2024会合プログラム案についての報告・審議

    2. 学術的内容に関する事項(当該分野の学術の動向、今後の重要課題等):

      WSF2024会合は2024年11月20日~23日に、「The science and policy interface at the time of global transformations」をテーマとして、 ハンガリー(ブダペスト)で開催が予定されている。 今回の運営委員会では、WSF事務局より、まずWSF2024会合プログラムの準備状況、とりわけ4つのプレナリーセッションのテーマ (①Trust in Science、②Weighing risk in policymaking、③Taking forward the results of the Summit of the Future、④Cooperation, Coordination and Governance in Science) 及び8つのテーマ別セッションの検討状況について概要説明があった。 その後、各プレナリーセッションのリード機関(国際連合教育科学文化機関(UNESCO)、国際学術会議(ISC)、ハンガリー科学アカデミー)より、詳細なセッションの準備状況、コンセプト、 講演者候補に関する説明があり、委員間で意見交換が行われた。 また、4つ目のセッション(Cooperation, Coordination and Governance in Science)については、南アフリカ科学イノベーション省(DSI)及びUNESCOの協力の下、企画を検討中の旨、報告があった。 今後は基調講演者候補への招待状発出に向け、分野、ジェンダー、地域などを考慮しつつ、候補者の選定を行い、運営委員に対し、承認依頼がなされる見込みである。

    3. その他の特記事項:

      参加者から、WSF2024会合のプログラム及びコンセプトに関する活発な意見交換が行われた。

所見

 2024年5月16日または17日に開催予定の第3回運営委員会(ハンガリー・ブダペスト)において、WSF2024会合の議論の成果が効果的に発信されるよう、運営委員の間でさらに議論を深め、 WSF2024宣言案の起草のための有意義な議論が行われることを期待する。