代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称
    (和文)北極科学サミット週間2023
    (英文)Arctic Science Summit Week 2023
  2. 会 期
    令和5年2月17日から令和5年2月24日まで(8日間)
  3. 会議出席者
    榎本浩之(筆者)
  4. 会議開催地
    ウィーン(オーストリア)
  5. 参加状況
    参加国数:24か国以上 参加者数:約600名以上(リモート参加含む)うち日本人参加者約20名
  6. 会議内容
    • 日程及び会議の主な議題
      • 2月17日 北極観測責任者フォーラム
      • 2月18日 IASC ExComm打ち合わせ
      • 2月19日 IASC の雪氷WG会合
      • 2月20日 IASC評議会
      • 2月21日 研究発表
      • 2月22日 ICARP会合
      • 2月23日 IASCメダル講演会
      • 2月24日 ASSW クロージングディスカッション
    • 会議における審議内容・成果
      ASSW2026の開催地決定。デンマークAarhusにて開催することになった。
    • 会議において日本が果たした役割
      各WGの報告、北極の科学現状(State of Arctic Science)の更新について、日本も作業に関わっている。
    • その他特筆すべき事項
      2023年度は、昨年のトロムソ開催に続き、現地開催を含むハイブリッド開催となった。IASC評議会委員24名のほとんどが現地参加しており、会議及び休憩時間も使い活発な情報交換や議論が行われた。
      今回から新しいIASC評議会委員長や、昨年選出された副委員長を含む新メンバーでの企画となった。ウクライナの状況に関しては、ロシアの科学者との協働や、データ利用ができない状況になっているが、IASCとしては科学活動の重要性を示していく。Remote参加ではあるが、セッション司会や発表などにロシア人研究者の参加があった。
      北極科学研究の将来構想をおこなう、ICARP IVという検討プロセスが昨年概要の検討、今年はインプットを求める作業に集中することが示された。さらに2032年の実施をめざすIPYに関しての意見交換が行われた。

会議の模様

次回開催予定
令和6/2024年3月21日から3月29日まで9日間

会議の模様
会議の模様