代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称
    （和文）理論応用力学国際会議（ICTAM）及び国際理論応用力学連合（IUTAM）総会
    （英文）Meeting of the Congress Committee of IUTAM
  2. 会 期
    2022年8月22日から2022年8月23日まで（2日間）
  3. 会議概要
    1. 会議の形式：ハイブリッド形式。ただし、オンライン参加の場合は、投票権を行使できず。
    2. 会議の開催周期：2年に一度
    3. 会議開催地、会議場：Cambridge大学（英国）、工学科内会議室
    4. 会議開催母体機関：International Union of Theoretical and Applied Mechanics （IUTAM）
    5. 会議開催主催機関及びその性格：

      主催機関： International Union of Theoretical and Applied Mechanics （IUTAM）
      その性格： IUTAMは、国際的な非政府・非営利の科学団体であり、会議、シンポジウム、サマースクールを開催することにより、科学分野としての理論力学および応用力学を推進している。
      IUTAMは国際学術会議（International Science Council）のメンバーであり、科学に関する世界的な意思の表出に貢献している。

    6. 参加状況（参加国名・数、参加者数、日本人参加者の氏名・職名・派遣機関）

      ブラジル（１名）、カナダ（１名）、米国（４名）、中華人民共和国（３名）、台湾（１名）、インド（１名）、韓国（１名）、ニュージーランド（１名）、オーストリア（１名）、ベルギー（１名）、フランス（３名）、ドイツ（１名）、イスラエル（１名）、イタリア（３名）、オランダ（１名）、ポーランド（１名）、ロシア（１名）、スペイン（１名）、英国（４名）、アイルランド（１名）、日本（２名）・計21か国・地域、34名
      日本人参加者：オンライン参加…高木　周・教授・東京大学、日本学術会議（筆者）
      　　　　　　：現地対面参加　…藪野 浩司・教授・筑波大

    7. 次回会議予定（会期、開催地、準備組織、主なテーマ）：

      2024年８月25日、29日、韓国・大邱広域市、ICTAM2024の開催中にIUTAM組織により実際される。主なテーマは、次回のICTAM開催場所の決定。

  4. 会議の学術的内容
    1. 日程と主な議題：

      ８月22日：2021年８月28日に開かれたCongress Committee 会議の議事録の承認
      2021年11月24、25日に開かれたIUTAM Executive Committee会議の報告
      ICTAM2024の実行委員会からの報告と審議
      ICTAM2024の実行委員長と幹事による発表
      ICTAM2024における特別講演、基調講演者の審議

      ８月23日：ICTAM2028に関するアナウンス。
      ICTAM2024のテーマ別セッションの座長の決定
      次回の本委員会の開催時期と場所（ICTAM2024（大邱）の開催期間中８月25、29日に開催予定）

    2. 学術的内容に関する事項（当該分野の学術の動向、今後の重要課題等）：

      今回の会合では、ICTAM2024に向けた講演者や座長の決定、および次期委員会メンバーの決定など運営に関する組織委員会のため、直接学術的内容に関係する議論はなかった。

    所見

    　今回は2024年８月に韓国・大邱で開催されるICTAM2024各セッションの座長や特別講演者の決定、およびCongress Committeeメンバーの継続と更新の確認が主であった。今回の会議は、４年に一度の大会議（Congress）の合間（２年前）に開かれる会議であり、次々回ICTAM2028の開催場所は、ICTAM2024の会期中に開かれる会議にて決定される。