代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称

    (和文)国際データ週間 2022
    (英文)International Data Week 2022

  2. 会 期

    令和4年6月20日-24日

  3. 会議出席者

    井上純哉(連携会員・代表派遣対象者(筆者))
    村山泰啓(連携会員)
    芦野俊宏(連携会員(特任))
    家森俊彦(連携会員(特任))

  4. 会議開催地

    韓国・ソウル ハイブリッド開催

  5. 参加状況

    参加50か国、827名うち日本人21名

  6. 会議内容
    • SciDataCon2022国際会議(CODATA, WDS主催)
    • RDA 19th Plenary(RDA主催)
    • Plenary講演、ポスターセッションは共通で開催
    • WDS Members Forum他を併せて開催

会議の模様

  • 参加者の内訳については、200名程度がオンサイト、600名程度がオンラインであったようであるが、オンサイトとバーチャルの二重登録などもあり明確ではなかった。日本からは国立情報学研究所の研究者を中心に21名がバーチャルで参加した。
  • 欧米からはCODATA、WDS、RDAの役員などを中心に60名程度がオンサイトで参加した模様で、隣国であるにもかかわらずオンサイト参加者が1名もなかった日中と比較してCOVID-19に対する対処の違いが表れた。
  • セッション数はPlenaryが8、RDA 73、SciDataCon 47、WDS Members Forumをはじめとする併設イベント7であり、データ引用、データポリシー、市民科学など分野横断的なテーマから、研究のためのソフトウェアなどデジタル研究基盤に関わる課題、各分野におけるデータ共有の課題まで学術データに関わる広範な問題が議論された。
  • CODATAについてはDigital Representation of Units of Measures, FAIR Data for Disaster Risk Research, Extension of InChI for Nanomaterials, CODATA-RDA Schools of Research Data Science等のタスクグループ・ワーキンググループがセッションを組織し、活動の報告を行うとともに外部のメンバーも交えて意見交換を行った。

今後の予定:

  • IDW2023(令和5年10月、オーストリア・ザルツブルク)、
  • IDW2025(令和7年、オーストラリア・ブリスベーン)、
  • IDW2027(令和9年、南アフリカ・ケープタウン)で開催予定