代表派遣会議出席報告
会議概要
- 名 称
(和文)サイエンス20(S20)2026草案検討会議
(英文)Science20(S20)2026 Drafting Meeting
- 会 期
2026年6月15日(月)から2026年6月16日(火)まで(2日間) - 会議概要
- 会議の形式:ハイブリッド会議
- 会議の開催周期:年1回
- 会議開催地、会議場:アメリカ・ワシントンD.C.
- 会議開催母体機関:全米科学アカデミー(National Academy of Sciences)
- 会議開催主催機関及びその性格:全米科学アカデミー(National Academy of Sciences)
- 参加状況(参加国名・数、参加者数、日本人参加者の氏名・職名・派遣機関)
参加国:G20加盟国のうち19か国
参加者数:50名程度(うち日本人参加者4名) - 次回会議予定(会期、開催地、主なテーマ):
会期:2026年9月上旬
開催地:オンライン
主なテーマ:声明案の検討
- 会議の学術的内容
- 日程と主な議題:
2026年6月15日(月)、16日(火) S20共同声明案について
- 学術的内容に関する事項:
Science20(以下、S20)は、G20サミットに対して共同で科学的な提言を行うことを目的とする、G20各国の科学アカデミーによる会議である。2017年に、ドイツの科学アカデミーであるレオポルディーナが、同国でのG20開催に伴い、S20開催を各国へ呼びかけたことにより発足した。
本年のS20本会議は、全米科学アカデミー(NAS)が議長となり、「Strengthening Resilience to Natural Hazards through Emerging Technologies and International Collaboration(新興技術と国際協力を通じた自然災害に対するレジリエンスの強化(仮訳)」のテーマの下、共同声明を取りまとめることとなっている。本年のS20プロセスにおいては、今回の草案検討会議にて、S20加盟国の専門家が共同声明案について協議を重ねることとなり、アメリカ・ワシントンD.C.にて対面・オンラインのハイブリッド形式で開催された。本草案検討会議においては、S20加盟の19カ国に加え、オブザーバー参加の国際学術団体から、総勢約50名が参加し、2日間にわたり、S20共同声明案の策定に向けて、活発な議論が行われた。
会議1日目午前には、本年の議長のNAS会長のマーシャ・マクナット(Marcia McNutt)による歓迎挨拶の後、S20加盟アカデミーの代表者及びオブザーバー参加の国際学術団体の代表者から共同声明案に対するコメントが述べられた。同日午後には、午前に出たコメントに基づく論点の整理が行われた。続いて、全米科学財団(National Science Foundation)のサイモン・マルコマー(Simon Malcomber)より米国政府の見解が述べられた後、パネルディスカッションが行われた。
会議2日目は、冒頭に前日の議論の振り返りを行った後、午前から午後にかけて参加者間で活発な討議が行われた。最後に次期議長の英国王立協会より、次期S20の進め方等について説明がなされ、本会議は終了した。
- 日程と主な議題:
所見
自然災害に対するレジリエンスの強化は、多様な自然災害を経験してきた日本にとっても重要であるとともに、自然災害に関する提言等を発出してきた日本学術会議が貢献できるテーマである。共同声明の策定に向け、G20サミットに対して有意義な提言ができるよう、日本学術会議としても引き続き実質的な貢献ができるよう、尽力していきたい。
