代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称

    (和文)第2回ISC総会
    (英文)2nd ISC General Assembly

  2. 会 期

    令和 3年10月11-15日

  3. 会議出席者名

    梶田 隆章、高村 ゆかり、白波瀬 佐和子

  4. 会議開催地

    オンライン開催

  5. 参加状況(参加国数、参加者数、日本人参加者)

    参加国数:約140国・地域、日本人参加者:約10名

  6. 会議内容

    国際学術会議(International Science Council, ISC)は2018年7月、自然科学系の国際科学会議(ICSU)と社会科学系の国際社会科学評議会(ISSC)が統合し、世界最大の学術団体として誕生した。140以上の国・地域アカデミーと41の学術分野別団体から構成される。
    ISC総会は全加盟メンバーで構成される最高意思決定機関であり、ISCが発足してから今回で2回目、完全オンラインで開催された。総会ではパネルディスカッションや新設のISCアワードの授賞式等が行われたほか、財務及び活動報告の後、今後3年間の活動計画であるアクション・プランが採択された。
    また、本総会では、次期のISC理事会メンバー(ISC加盟会員による選挙にて選出される15名の役員(任期3年)で構成され、上位5名(会長、次期会長、副会長3名)がオフィサーと呼ばれる中核メンバー)を決定する選挙が行われた。結果、小谷元子日本学術会議連携会員(東北大学理事・副学長)が次期会長(President-Elect)に、白波瀬佐和子日本学術会議会員(東京大学大学院人文社会系研究科教授)が財務担当副会長(Vice-President for Finance)に選出された。ISCの理事会役員に日本人が選出されたのは今回が初めてであり、日本の学術への高い信頼もあると考えられる。なお、小谷連携会員は2024年総会まで次期会長としての任期を務めたのち、2024年総会をもって、会長に就任する予定。
    その他、今回の総会では高村副会長がResolution Committeeの委員として、総会での重要な数々の採択案件の審議にISC加盟メンバーを代表して参画した。

会議の模様

Resolution Committeeメンバー紹介の様子
新しい理事会メンバー紹介の様子

次回開催予定 2024年