代表派遣会議出席報告
会議概要
- 名 称
								(和文)S20及びSSH20アカデミー会長オンライン会合 
 (英文)Science20+Social Science and Humanities20 Academy Presidents Virtual Meeting
- 会 期令和 3年 7月15日 
- 会議出席者名梶田 隆章、高村 ゆかり 
- 会議開催地オンライン参加 ※主催国はイタリア 
- 参加状況(参加国数、参加者数、日本人参加者)参加国数:11か国、参加者数:19名、日本人参加者:2名 
- 会議内容
									Science 20(S20)は、G20サミットに対して共同で科学的な提言を行うことを目的とする、G20各国の科学アカデミーによる会議である。2017年に、ドイツの科学アカデミーが、同国でG20が開催されることに伴い、S20開催を各国へ呼びかけたことにより発足した。本年のS20は、イタリアのリンチェイ国立アカデミーが議長となり、開催テーマ「Pandemic preparedness and the role of science(仮訳:パンデミックへの備えと科学の役割)」の下、9月22~23日に開催が予定されている。また、本年については、議長アカデミーの提案により、人文社会学系のソーシャルサイエンス&ヒューマニティーズ20(SSH20)も同時開催される。SSH20の開催テーマは「Crises: economy, society, law, and culture ― Towards a less vulnerable humankind ―(仮訳:危機:経済、社会、法及び文化 より脆弱でない人類に向かって)」である。 
 今回のアカデミー会長会合は、S20及びSSH20 本体会合の事前準備会合として、各アカデミーの会長等が集まり開催された。また、各地域の時差に応じて2セッションに分けて開催され、日本学術会議は、アジア・オセアニア地域のアカデミーが集う1つ目のセッションに参加した。
 当日の会合は、S20とSSH20のテーマにより、前半と後半にセッションが分かれており、各セッションにおいて、各アカデミーの代表者より5分程度のプレゼンテーションが行われた。日本学術会議からは、梶田隆章会長が代表し、S20及びSSH20共同声明に関連する日本学術会議の委員会活動やシンポジウム情報、今後の活動予定について報告を行った。
 なお、本会長会合後に議長アカデミーにより、S20及びSSH20の共同声明がそれぞれ取りまとめられ、公表された。
会議の模様
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| S20のセッションの様子 | 
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| SSH20のセッションの様子 | 
