チリ科学技術研究委員会会長の表敬訪問
日時・場所:2013年9月6日(金)14:00~14:40 会長室
概要
チリ科学技術研究委員会(CONICYT)のJose Miguel Aguilera会長ら6名が来日され、不在の大西隆会長に代わり春日文子副会長を表敬訪問されました。
今回の訪問は日本の関係機関と会合し、日本とチリ両国の間での科学技術について協力の可能性を探索する趣旨でした。
Aguilera会長からはCONICYTの任務についての説明があり、CONICYTが科学・技術についての人材育成に関する予算を持ち、6年間で五千人の科学者に研究費を提供したこと、また、科学者を養成するための奨学金を出していることが述べられました。さらに、チリでの科学情報へのフリーアクセスを実現し、12の分野(砂漠関連プロジェクト、海洋学、ソーラーエネルギーシステム、天文学など)で世界の科学者を招き、上記研究費交付のためのプロジェクト評価に海外の研究者によるピア・レビューを組み込ませることなどで、国際的競争力を確保しているとのことでした。
こうした国際的競争力を導入していることに感銘を受け、春日副会長が日本学術会議も学ぶ必要があると述べたところ、Aguilera会長から、チリのプレゼンスのため国際協力が不可欠であるとのお答えがありました。
そのほか、日本学術会議の組織・役割、CONICYTの活動など様々な話題について意見が交わされました。

写真:前列右から
日本学術会議春日文子副会長
Prof. Jose Miguel Aguilera, President, CONICYT
後列右から
日本学術会議事務局飯島信也次長
Ms. Karen Molina, Ministry of Foreign Affairs
Dr. Monica Rubio, Director, the Astronomy Program, CONICYT
Dr. Denise Saint-Jean, Director, the Human Capital Program, CONICYT
Ms. Monica Bravo, Embassy of Chile
日本学術会議事務局佐藤正一参事官
Mr. Gonzalo Arenas, Director, International Relations, CONICYT
概要
チリ科学技術研究委員会(CONICYT)のJose Miguel Aguilera会長ら6名が来日され、不在の大西隆会長に代わり春日文子副会長を表敬訪問されました。
今回の訪問は日本の関係機関と会合し、日本とチリ両国の間での科学技術について協力の可能性を探索する趣旨でした。
Aguilera会長からはCONICYTの任務についての説明があり、CONICYTが科学・技術についての人材育成に関する予算を持ち、6年間で五千人の科学者に研究費を提供したこと、また、科学者を養成するための奨学金を出していることが述べられました。さらに、チリでの科学情報へのフリーアクセスを実現し、12の分野(砂漠関連プロジェクト、海洋学、ソーラーエネルギーシステム、天文学など)で世界の科学者を招き、上記研究費交付のためのプロジェクト評価に海外の研究者によるピア・レビューを組み込ませることなどで、国際的競争力を確保しているとのことでした。
こうした国際的競争力を導入していることに感銘を受け、春日副会長が日本学術会議も学ぶ必要があると述べたところ、Aguilera会長から、チリのプレゼンスのため国際協力が不可欠であるとのお答えがありました。
そのほか、日本学術会議の組織・役割、CONICYTの活動など様々な話題について意見が交わされました。

写真:前列右から
日本学術会議春日文子副会長
Prof. Jose Miguel Aguilera, President, CONICYT
後列右から
日本学術会議事務局飯島信也次長
Ms. Karen Molina, Ministry of Foreign Affairs
Dr. Monica Rubio, Director, the Astronomy Program, CONICYT
Dr. Denise Saint-Jean, Director, the Human Capital Program, CONICYT
Ms. Monica Bravo, Embassy of Chile
日本学術会議事務局佐藤正一参事官
Mr. Gonzalo Arenas, Director, International Relations, CONICYT