学術フォーラム「新型コロナウイルス感染症コントロールに向けての学術の取り組み」
日本学術会議では、新型コロナウイルス感染症の流行に対して、第24 期において二つの提言(提言「感染症の予防と制御を目指した常置組織の創設について」および提言「感染症対策と社会変革に向けた ICT 基盤強化とデジタル変革の推進」)を公表しました。両提言は、日本学術会議として中長期的な視点から、新型コロナウイルス感染症のような大規模感染症を、予防・制圧することを目指して審議した結果です。
また(一般社団法人)日本医学会連合と日本医学会は、4月に緊急提言「進行する医療崩壊をくいとめるために」を発出したほか、7月に「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止についての国民へのお願い」を公表しており、加盟学会も様々な取り組みを行っています。
これまで国民は多くの自助努力を重ねてきました。それにもかかわらず新型コロナウイルス感染症が再流行し、不安感が広まっています。不安の一端は、この病気の医学的に解明されている最新知見、感染の状況、これからの予測や対策に関する情報が、体系だって正確に伝わっていないことにも起因していると思われます。
本学術フォーラムは、日本学術会議と日本医学会連合が共催するものです。学術界全体として新型コロナウイルス感染症コントロールに向けてどのように取り組んできたのか、そしてこれからどのように取り組んでいくのか、一線の研究者から国民の皆様にお伝えいたします。新型コロナウイルス感染症研究の学術の現下の知見を社会と共有する機会となれば幸いです。
今後も日本学術会議は、日本医学会連合をはじめとした関係団体と協力し、新型コロナウイルス対策に尽力していきます。
イベント概要
日時 | 2020/11/28(土)13:00~17:00 |
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開催地 | オンライン開催 |
対象 | どなたでも参加いただけます |
参加費 | 無料 |
プログラム |
13:30-14:00 提言の内容紹介
14:00-14:45 日本医学会連合とその加盟学会の活動報告と提案
15:00-16:30 学術フォーラム
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申込方法 | こちらの参加申し込みフォームからお申込み下さい。(当日受付可) |
問い合わせ | 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295 |
備考 | 主催:日本学術会議 共催:日本医学会連合 |