公開シンポジウム「臓器再生最前線~ミニ臓器の作製から応用まで~」

 未曾有の超高齢社会を迎えた我が国では、再生医療の実現化が訴求されている。歯科領域でも、歯周疾患に対する再生医療薬が上市されているが、さらなる新規再生治療法の実現が期待されている。近年、ES細胞、iPS細胞をはじめ、オルガノイドの活用を含めて、再生医学の発展は、目覚ましい状況である。特に、修復による再生医療だけでなく、臓器再生が近未来に可能になりつつある。そこで再生医学の最新のトピックを多くの市民の皆様と共有し、臓器再生に向けた再生医療への実現性と応用性を議論するために本公開シンポジウムを企画した。

イベント概要

開催日時 2023/9/16(土)17:30-19:00
開催地 日本大学歯学部百周年記念講堂(東京都千代田区神田駿河台1-8-13)
対象 どなたでも参加いただけます
定員 (当日先着順)
プログラム
座長・オーガナイザー
  美島 健二(日本学術会議連携会員、昭和大学歯学部口腔病態診断科学講座口腔病理学部門教授)
  樋田 京子(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院歯学研究院教授)
オーバービュー
  美島 健二(日本学術会議連携会員、昭和大学歯学部口腔病態診断科学講座口腔病理学部門教授)
講演1 「中枢神経系のオルガノイドの作製とその応用」
六車 恵子(関西医科大学医学部iPS・幹細胞応用医学講座教授)
講演2 「ヒト多能性幹細胞を用いた骨発生プロセスの再現とその応用」
大庭 伸介(大阪大学大学院歯学研究科組織・発生生物学講座教授)
講演3 「唾液腺オルガノイドの作製とその応用」
田中 準一(昭和大学歯学部口腔病態診断科学講座口腔病理学部門講師)
講演4 「自家腸上皮オルガノイドの作製・製造と移植医療」
岡本 隆一(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科消化器病態学分野教授)
クロージング・リマーク
  樋田 京子(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院歯学研究院教授)
備考 主催:日本学術会議歯学委員会基礎系歯学分科会、一般社団法人歯科基礎医学会
後援:日本生命科学アカデミー/td>