市民公開講座 第38回宇宙線国際会議一般講演会「光で見えない宇宙をみる」

 宇宙線国際会議は国際物理学・応用物理学連合(IUPAP:International Union of Pure and Applied Physics)が2年ごとに開催する国際会議で、第38回宇宙線国際会議が令和5年7月26日~8月3日に名古屋で開催されます。日本での開催は20年ぶり4回目です。
 本会議では、「21世紀における宇宙線・重力波・ダークマター研究の新展開」をメインテーマに、「宇宙線物理学の観測的・理論的研究」、「重力波観測とマルチメッセンジャー天文学」、「ダークマターの直接・間接検出」などを主要題目とした研究発表と討論が行われます。
 私たちの宇宙像は、望遠鏡などの宇宙を見る装置の発展とともに進化してきました。そして現在、重力波、ニュートリノ、ガンマ線など、今までとは全く違う方法で宇宙を調べることが可能な時代になってきました。この会議期間中に、一般講演会「光で見えない宇宙をみる」を開催し、講演者の梶田隆章東京大学宇宙線研究所教授より、これらの新しい方法で宇宙を見て何が分かったか、これから何が分かりそうかについてお話しします。

イベント概要

開催日時 令和5年(2023年)7月30日(日)14:00~15:30
開催地 名古屋大学東山キャンパス 豊田講堂ホール(ハイブリッド開催)
対象 中学生以上
定員 現地参加1200名、オンライン参加3000名
応募者多数の場合、抽選となる場合があります
プログラム
講演者:梶田隆章(東京大学宇宙線研究所教授)
司会者:中畑雅行(東京大学宇宙線研究所長、教授)
14:00 開演
15:00 質疑応答
 申込方法 参加費無料、要事前申込
以下の各々のリンク先にある申込フォームより登録
現地参加(2023年6月30日締切)
オンライン参加(2023年7月20日締切)
 問い合わせ メールアドレス:public_lecture(a)icrc2023.org ※(a)を@にしてお送りください
備考 共催:日本学術会議、日本物理学会、名古屋大学、東京大学宇宙線研究所、大阪公立大学、ICRC2023組織委員会