公開シンポジウム「食を通して全ての人に健康を」
日本では、食品の機能性という概念が1980年代に世界に先駆けて誕生し、食品の機能性研究が精力的に行われてきました。多くの研究成果が特定保健用食品の形で消費者に提供されるようになり、食品の研究が生活習慣病予防に貢献する道筋を築いてきたといえます。一方、食と健康に関する情報の正しい理解の不足、メタボリックシンドロームに加えてロコモティブシンドロームへの対応など、食品の分野には解決しなくてはならない課題がまだ数多く残されています。また、運動や腸内細菌などが健康に影響をおよぼすという新たな科学的知見が蓄積され、食と健康をめぐる研究には既存の研究領域を超えた新たな連携が求められるようになってきました。さまざまな課題の解決に向けてビックデータやAIの利用が始まりつつあり、食と健康の研究は新たなフェーズを迎えつつあります。本シンポジウムでは、食と健康に関する課題について考えると共に、未来の研究を展望する機会となるよう、幅広い分野の研究者からご講演いただきます。
概要
| 日時 | 2021/9/14(火)13:30~16:20 |
|---|---|
| 開催地 | オンライン開催 |
| 対象 | どなたでも参加していただけます(事前登録要)。 |
| 定員 | 1000名 |
| 申込み | こちらから事前参加申込みをお願いいたします。 |
| 備考 | 主催:日本学術会議 農学委員会・食料科学委員会合同 農芸化学分科会 後援:日本農芸化学会、日本栄養・食糧学会、日本食品科学工学会、日本フードファクター学会 |
プログラム
- 13:30~13:45
挨 拶 - 清水 誠(日本学術会議連携会員農芸化学分科会委員,東京大学名誉教授)
来賓挨拶
松山 旭(日本農芸化学会会長,キッコーマン株式会社取締役常務執行役員)
趣旨説明
竹中 麻子(日本学術会議連携会員農芸化学分科会幹事,明治大学教授)
- 13:45~14:15
「食と運動を通した健康づくり」 - 宮地 元彦(早稲田大学スポーツ科学学術院教授,医薬基盤・健康・栄養研究所部長)
座長: 熊谷 日登美(日本大学教授)
- 14:15~14:45
「食による腸内細菌叢の改善と免疫機能の強化」 - 田中 沙智(信州大学農学部准教授)
座長: 熊谷 日登美(日本大学教授)
- 14:45~15:15
「食品成分と薬物の相互作用」 - 堀 里子(慶應義塾大学薬学部教授)
座長: 清水 誠(東京大学名誉教授)
- 15:15~15:45
「健康長寿に資するAI栄養の役割」 - 阿部 圭一(医薬基盤・健康・栄養研究所顧問)
座長: 清水 誠(東京大学名誉教授)
- 15:45~16:15
「データ栄養学が教える健康に良い食べ物と食べ方」 - 佐々木 敏(東京大学大学院医学系研究科教授)
座長: 竹中 麻子(明治大学教授)
- 16:15~16:20
閉会挨拶 - 熊谷 日登美(日本学術会議第二部会員農芸化学分科会委員長,日本大学教授)
お申込み・お問い合わせ先
E-mail: SCJ25.Symposium*gmail.com (*を@に変更)