公開シンポジウム「東日本大震災10年と史料保存-その取組と未来への継承-」

 東日本大震災から10年という機会に、原発災害への対応も含め、この10年間の被災地における歴史資料や文化財等の救済・保存への取組を振り返り、課題や問題点を確認し、歴史資料や文化財等を未来へ継承するための活動を展望することにしたい。なお、特別報告として、国立公文書館によるアーキビスト認証制度をめぐり、第1回アーキビスト認証の経緯や今後の取組について報告をお願いした。

イベント概要

日時 2021年 6月26日(土)13:30-17:30
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加いただけます
定員 300名
参加費 無料
プログラム
13:30~13:35 開会挨拶
若尾 政希(日本学術会議会員、一橋大学教授)
13:35~13:40 趣旨説明
佐藤 孝之(日本歴史学協会史料保存利用特別委員会委員長)
13:40~14:10 第1報告「被災史料・被災地と向き合い続けて考えたこと―宮城での活動の経験から―」
佐藤 大介(東北大学災害科学国際研究所准教授)
14:10~15:40 第2報告「歴史資料保存・活用に関する行政職員が担うべき役割と可能性」
大和田 侑希(福島県富岡町住民課係長)
14:40~15:10 第3報告「ふくしまの資料保全活動の10年を未来につなげる」
阿部 浩一(福島大学教授)
15:10~15:20 休憩
15:20~15:50 特別報告「令和2年度アーキビスト認証の実施結果と令和3年度の取組について」
伊藤 一晴氏(国立公文書館上席公文書専門官)
司会:新井 浩文(日本歴史学協会国立公文書館特別委員会幹事)
15:50~16:10 コメント
芳賀 満(日本学術会議会員、東北大学教授)
佐々木 和子(神戸大学大学院人文学研究科学術研究員)
16:10~17:25 パネルディスカッション
パネリスト:佐藤 大介、大和田 侑希、阿部 浩一
司会:大友 一雄(日本学術会議連携会員、日本歴史学協会史料保存利用特別委員会幹事)
   熊本 史雄(日本歴史学協会国立公文書館特別委員会委員長、駒澤大学教授)
17:25~17:30 閉会挨拶
中野 達哉(日本歴史学協会委員長、駒澤大学教授)
 申込み 参加費無料・要事前申込
以下のページのリンク先よりお申込み下さい。
参加申し込みページへのリンク
 問合せ先 若尾政希
メールアドレス:wakao.masaki(a)r.hit-u.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本歴史学協会/日本学術会議史学委員会/日本学術会議史学委員会歴史資料の保存・管理と公開に関する分科会
共催:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会/日本アーカイブズ学会