公開シンポジウム「地質災害研究の最先端と社会実装への取り組み」

 地震、津波、地すべり、土石流などの地質災害は近年世界各地で頻発している。地質災害科学に従事する者は、地質災害を科学的解明し、その情報を正確かつ迅速に発信することが要求されている。
 日本学術会議IUGS分科会においては、2015年3月に第3回国連防災世界会議においてジオハザード削減にかかる人材育成を目指した国際ネットワーク形成ワークショップ、2015年11月に地球科学の人材育成:防災国際ネットワーク構築に向けた国内連携のあり方についてのワークショップ、2018年11月に「地質災害リスク軽減研究の最先端:地質科学は科学と社会にどう貢献できるのか?」と題した国際シンポジウムを開催した。
 本シンポジウムでは、世界各国で起きた津波、海底地質災害、土砂・斜面災害に関する最先端の科学研究を紹介し、その成果の具体的な社会実装に向けた取り組みを議論する。

イベント概要

日時 2021/5/26(水)13:00~18:00
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加できます。
定員
プログラム
司会
大久保 泰邦(日本学術会議連携会員、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構技術参与)
13:00 「シンポジウム趣旨説明」
北里 洋(日本学術会議特任連携会員、東京海洋大学教授)

第一部:海底地質リスク(コンビーナ:川村 喜一郎)

13:10 「地震、海底地すべり、津波」
戎崎 俊一(国立研究開発法人理化学研究所戎崎計算宇宙物理研究室主任研究員)
13:30 「Marine geohazards in New Zealand」
Joshu Mountjoy(NIWA, the National Institute of Water and Atmospheric Research海洋地質学者)
13:50 「海底地すべりによる津波のモデル化と災害軽減」
谷岡 勇市郎(北海道大学理学研究院地震火山研究観測センター教授)
14:10 「海底地質リスクと現在の課題」
川村 喜一郎(山口大学大学院創成科学研究科准教授)

第二部:津波調査ガイドライン(コンビーナ:後藤 和久)

14:30 「Post-tsunami field survey - Case study at Sri Lanka」
Nalin Ratnayake(モロツワ大学教授)
14:50 「津波が沿岸地質に及ぼす影響についての緊急調査:国際調査研究の経験と課題」
西村 裕一(北海道大学地震火山研究観測センター准教授)
15:10 「津波数値解析における基盤データとその意義」
菅原 大助(ふじのくに地球環境史ミュージアム教授)
15:30 「津波堆積物調査マニュアルの整備」
後藤 和久(東京大学大学院理学系研究科教授)

第三部:大規模地質災害と社会実装(コンビーナ:山崎 秀策)

15:50 「Seismicity and Potential Seismic Hazard of Thailand」
Passakorn Pananont(カセサート大学助教授)
16:10 「北海道における近年の斜面災害」
倉橋 稔幸(国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所上席研究員)
16:30 「西日本豪雨土砂災害」
西村 智博(国際航業株式会社公共コンサルタント部部長)
16:50 「Geohazards on the Azores archipelago」
Jose Pacheco(Research Institute for Volcanology and Risk Assessment 所長)
17:10 「北海道胆振東部地震の斜面災害」
山崎 秀策(国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所研究員)

「パネルディスカッション:あるべき地質災害の社会実装のすがた」

17:30
後藤 和久・山崎 秀策・川村 喜一郎・大久保 泰邦
18:00 「Concluding remarks」
John Ludden (President of IUGS)
 申込方法 以下のページのリンク先よりお申込み下さい。
参加申し込みページへのリンク
 問い合わせ 大久保 泰邦(一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構)
E-mail: Okubo-Yasukuni*jspacesystems.or.jp(*を@に変更)
備考 主催:日本学術会議地球惑星科学委員会IUGS分科会
共催:IUGS Task Group on Geohazards、日本地球惑星科学連合
後援:公益社団法人東京地学協会、一般社団法人日本応用地質学会、公益社団法人日本地すべり学会、国際津波防災学会、公益社団法人物理探査学会、一般財団法人日本リモートセンシング学会、海底地質リスク評価研究会