公開シンポジウム「日本学術会議と日本天文学会-よりよい連携のために」

 現在、日本学術会議は会員の任命拒否問題を発端に、その存在が様々な角度からクローズアップされている。日本学術会議は発信が不足しているとの一般的指摘もあり物理学委員会天文学・宇宙物理分科会およびIAU分科会では、今期の取り組みとして学術コミュニティとの連携強化を進める。特に日本天文学会は、分科会との関わりが深く、これまでは代議員総会などで関連する日本学術会議分科会の活動報告が行われてきたものの、その連携内容は学会員に充分には理解されていない状況にある。
 そこで、日本学術会議の中で日本天文学会と深い関係を持つ、物理学委員会天文学・宇宙物理分科会およびIAU分科会の役割や活動について天文学会年会会期中に特別セッションとして紹介し、質疑応答・意見交換する機会を設けることで、日本天文学会と日本学術会議の連携について学会員により深く理解いただくと共に、今後の連携のあり方を議論する。

イベント概要

日時 2021年 3月17日(水)15:30-17:00
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加いただけます
定員
参加費 無料
プログラム
15:30-15:35 セッション趣旨説明
梶田 隆章(日本学術会議会長、東京大学宇宙線研究所教授)
15:35-15:55 日本学術会議と天文学(役割、活動、会員選出手順など)
山崎 典子(日本学術会議第三部会員、宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所教授)
15:55-17:00 質疑・総合討論
(司会)渡部 潤一(日本学術会議連携会員、国立天文台副台長)
 申込み 天文学会参加申込者は登録不要、その他は事前登録制(以下のページのリンク先にある参加申し込みフォームよりお申込み下さい)
参加申し込みページへのリンク
 問い合わせ先 林 正彦(日本学術会議連携会員、日本学術振興会)
E-mail: scj-astphys*nao.ac.jp(*を@に変更)
備考 主催:日本学術会議物理学委員会天文・宇宙物理学分科会/IAU分科会、公益社団法人日本天文学会