学術フォーラム 「生きる意味 -コロナ収束後の産学連携が目指す価値の創造-」

 日本学術会議の政府・産業界連携分科会は、大学と産業界両方の関係者が近未来へ向けて双方が納得し推進できる新しい産学連携の在り方について議論を重ねてきた。2018年11月にはその議論をまとめて提言として発表し、これをもとに、昨年3月から10月にかけて3回のシンポジウムと学術フォーラム開催し、産学共創のあり方、人材育成、ベンチャー・インキュベーションについて議論を展開してきた。今回はその集大成として、産学ともにこれからの社会の重要なテーマと考える「生きる意味」について、とくにこれからの社会を背負う世代の識者を招いて議論する。とりわけ、新型コロナウイルスによって大きく暮らし方を変更せざるを得なくなった現在、その影響も踏まえて将来の社会、産業、学術、教育について語ることは、これから大きな価値の転換が起こる未来を見通す上で不可欠であろう。また、科学技術基本法が改訂され、第6期科学技術・イノベーション基本計画の中で人文科学に期待する動きが強まっている。そこで、今回は哲学を中心とした人文学の考えに、科学技術や産業界が関わる立場で議論することにし、その実行のために科学技術・イノベーション基本計画についても討論を行う。

イベント概要

日時 2020年 9月20日(日) 13:00-17:30
開催地 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34) オンライン配信あり
対象 どなたでも参加いただけます
定員 日本学術会議の講堂で参加希望の場合は人数調整が必要になります。
講堂参加については定員に達しましたので、今後の申込みはオンライン参加でお願いします。
参加費 無料
プログラム
13:00 開催挨拶
渡辺美代子(日本学術会議副会長、科学技術振興機構副理事)
13:10 問題提起
山極壽一(日本学術会議会長、京都大学総長)
 資料(PDF形式:792KB)
13:35 講演 希望学を必要とする社会
玄田有史(東京大学教授)
14:00 講演 生きるための哲学
出口康夫(京都大学教授)
 資料(PDF形式:1,267KB)
14:25 講演 宗教学から考える世界
藤原聖子(東京大学教授)
 資料(PDF形式:203KB)
14:50 講演 サイボーグ技術が創る未来社会
粕谷昌宏((株)メルティンMMI代表取締役)
 資料(PDF形式:5,579KB)
15:15-15:30 -----休憩------
15:30 パネル討論「生きる意味から探るより良い社会への変革の道筋-第6期科学技術・イノベーション基本計画への期待-」
 第6期科学技術・イノベーション基本計画説明資料1(PDF形式:3,370KB)
 第6期科学技術・イノベーション基本計画説明資料2(PDF形式:5,382KB)

ファシリテーター 五神真(東京大学総長)資料(PDF形式:1,916KB)
   パネリスト 江村克己(NECフェロー) 資料(PDF形式:888KB)
         佐藤文一(内閣府官房審議官) 資料(PDF形式:268KB)
         十倉雅和(住友化学(株)代表取締役会長) 資料(PDF形式:1,053KB)
         宮原京子(ファイザー(株)執行役員) 資料(PDF形式:208KB)
15:30 パネル討論「生きる意味から探るより良い社会への変革の道筋-第6期科学技術・イノベーション基本計画への期待-」
 第6期科学技術・イノベーション基本計画説明資料1(PDF形式:3,370KB)
 第6期科学技術・イノベーション基本計画説明資料2(PDF形式:5,382KB)

ファシリテーター:
五神真(東京大学総長))資料(PDF形式:1,916KB)
パネリスト:
江村克己(NECフェロー)資料(PDF形式:888KB)
佐藤文一(内閣府官房審議官)資料1(PDF形式:3,370KB) 資料2(PDF形式:5,382KB)
十倉雅和(住友化学(株)代表取締役会長)資料(PDF形式:1,053KB)
宮原京子(ファイザー(株)執行役員)資料(PDF形式:208KB)
17:15  閉会挨拶
山極壽一(日本学術会議会長、京都大学総長)

事後報告書(PDF形式:132KB)

 申込み 参加申し込みフォーム
 問い合わせ 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
電話:03-3403-6295
備考 主催:日本学術会議