公開シンポジウム「データとAIの時代への数理科学」

第三部数理科学委員会では、前期の提言「数理科学と他の科学分野や産業との連携の基盤整備に向けた提言」およびマスタープラン2017における「数理科学の深化と諸科学・産業との連携基盤構築」の計画の実現に向けて議論をしてきた。今世紀に入ってからの数理科学研究は、前世紀の抽象化形式化の成果を、諸科学や産業の具体的な問題の研究、特に社会の課題の解決に応用していくことに向かっている。近年、社会や産業の構造の変化は加速し、AI技術が急速に発展している。その中で、データ等からは単純な構造が見いだせないような複雑な現象の中に、何らかの数学的構造を見いだすこと、AIの動作過程の理解などにおいて、数理科学への大きな期待がよせられている。諸科学・産業との連携のためには、議論の内容の相互理解も、共通の目標を持つことも欠かせない。数理科学の分野の中には応用を意識して生まれたものも多いが、それらの分野においても、基礎となる数学は応用を意識せず純然たる知的好奇心から生まれたものであることが少なくない。これが数理科学の汎用的な力を生み出す源泉ともなっている。本公開シンポジウムでは、データとAIの時代とされる、現代そして未来の社会のための数理科学の新たな展開と深化およびそれを進める仕組みについて考えたい。

イベント概要

日時 2020/3/25(水)13:00-17:30
開催地 日本学術会議講堂
(東京都港区六本木7-22-34)
対象 どなたでも参加いただけます
定員 約---名
プログラム
開会の挨拶/趣旨説明(13:00)
坪井 俊(日本学術会議第三部会員、武蔵野大学特任教授)
講演(13:10 ~15:30)

講演者
小薗英雄(日本学術会議連携会員、早稲田大学理工学術院教授)
穴井宏和(株式会社富士通研究所シニアディレクター)
駒木文保(東京大学 数理・情報教育研究センター長)
佐藤文一(内閣府大臣官房審議官)

パネルディスカッション(15:50~17:20)

司 会:
小谷元子(日本学術会議第三部会員、東北大学教授)
パネリスト:
水藤 寛(東北大学教授)
坂内健一(慶應義塾大学教授、理化学研究所主幹研究員)
小薗英雄(日本学術会議連携会員、早稲田大学理工学術院教授)
穴井宏和(株式会社富士通研究所シニアディレクター)
駒木文保(東京大学 数理・情報教育研究センター長)
佐藤文一(内閣府大臣官房審議官)

閉会の挨拶(17:20)

小谷元子(日本学術会議第三部会員、東北大学教授)

 申込み 事前申込不要
 問い合わせ 日本学術会議数理科学委員会委員長 坪井 俊
E-mail:tsuboi*jms.u-tokyo.ac.jp
(*を@に変更して送信して下さい)
備考 主催:日本学術会議数理科学委員会数学分科会
後援:日本数学会・日本応用数理学会・統計関連学会連合