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社会の再生産分科会
安定した社会の再生産システム - 家族・ジェンダー・福祉・医療・雇用
  社会の人々の生存と生活を確保し、次世代を再生産する役割をもつとされる家族は、その社会的な存在様式や社会的な機能においても多様化して「典型家族」の比重は小さくなり、 伝統的な再生産機能を大きく失いつつある。少子化、晩婚化、非婚化などとよばれるのは、その具体的現象である。家族の現実態は、男女の役割・性差に関する社会的観念、福祉制度、 医療保障制度、雇用の状況など、社会的制度的諸条件に規定されながら存在し、展開している。人々の生存と生活を保障し、次世代を再生産する社会的なシステムのあり方を家族を中心に、 その社会的な諸条件を含めて総合的に考察し、そのうえに立って、個人の尊厳を保障し、性差別から解放された、そして安定した社会の再生産システムをどのように考えることができるかを検討する。

構成員(PDF形式)

開催状況

第2回(平成20年10月2日) 議事要旨(PDF形式)
第1回(平成20年9月24日) 議事要旨(PDF形式)


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