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代表派遣会議出席報告
1 名 称   国際実験動物科学会議 総会・理事会・運営委員会
        (International Council for Laboratory Animal Science (ICLAS) General Assembly, Executive Board Meeting and Governing Board Meeting)
2 会 期  2011年 6月11日~13日(3日間)
3 会議出席者名  玉置 憲一(ICLAS分科会委員)、鍵山 直子
4 会議開催地  トルコ(イスタンブール)
5 参加状況(参加国数、参加者数、日本人参加者)
   17カ国、50名(うち日本人6名)
6 会議内容

   ・日程及び会議の主な議題
    2011年6月11日~13日、加盟国ならびに学術団体代表による国際協調と意思決定を目的に、トルコ(イスタンブール)にて理事会・運営委員会が開催された。また、本年度は4年に一度の役員改選の総会も同時開催され、鍵山直子が副会長となった。
    なお、運営委員会での主な審議内容は以下の3点であった。
    ①実験動物の品質と動物実験倫理
    ②実験動物の管理と使用に関する国際ハーモナイゼーション
    ③国際医科学団体協議会(CIOMS)の依頼に寄る国際ガイドラインの見直し

7 会議の模様
   生命科学研究ならびに医療技術の向上にヒト化動物や疾患モデル動物は不可欠である。それらのニーズに応えることのできる学術研究がますます重要になるであろう。その一方で、生命倫理の観点から、実験動物福祉に関する社会の目も一段と厳しくなりつつある。
  動物実験の実践倫理は最大の課題であり、科学研究に動物社会的合意形成への道のりは険しいものとなるであろうことが予想されるが、これらの課題を同時に議論し国際協調に向けて発進出来るのは、ICLASをおいて他にないことは明確である。

次回開催予定 2011 年 10月末、アメリカ合衆国(サンディエゴ市)にて



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