1 名 称 世界工学団体連盟理事会および2010年世界技術者会議
World Federation of Engineering Organizations (WFEO) Executive Council and Standing Committees, World Engineers' Week 2010
2 会 期 2010年10月15日~20日(6日間)
3 会議出席者名 日本人:石井 弓夫(日本学術会議による代表派遣)
4 会議開催地 ブエノスアイレス(アルゼンチン)
5 参加状況 (参加国数、参加者数、日本人参加者) 60か国、2000名、日本人参加者5名
6 会議内容
・日程及び会議の主な議題
10月15日:Engineering Capacity Building委員会
10月16日:Panel on Disaster Risk Management(DRM委員会による討論会)、Disaster Risk Management 委員会(DRM)、反汚職委員会
10月17日:WFEO理事会
10月18~20日:WEW2010会議
・会議における審議内容・成果
WFEO会長(Ms.MARIA、スペイン)からWFEO活動が順調に行われているとの報告があった。会計役からも財政状況は良いとの報告。
その後、今後の行事を決定
2011年4月 理事幹部会 Executive Board パリ
2011年9月 WEC2011 ジュネーブ。総会、理事会も行う。総会では次期会長を選出。
2012年 理事会 スロベニアで開催
2013年 総会 シンガポールで開催
・会議において日本が果たした役割
(1) WEC2015会議の日本誘致を提案し、出席理事の満場一致で承認を得た。
(2) WEC2011においてWEC2015の国際諮問委員会の開催を提案しプログラムされた。
(3) 災害リスクマネジメント委員会(DRM)活動の報告を行い、昨年まとめた成果の水災害ガイドラインを理事に配布。承認された。
DRM委員会の説明を行う石井副会長
・その他特筆すべき事項(共同声明や新聞等で報道されたもの等)
WEC2015日本開催決定を受けて、WEW2010会議閉会式において、駐アルゼンチン日本大使館山元代理大使(公使)により、参加者に向けて日本歓迎の挨拶が行われた。
閉会式における山元代理大使(公使)による歓迎スピーチ
7 会議の模様
・参加会員はNational MemberとInternational Memberを合わせると87であるが、理事会に出席していたのは24。
・アフリカ、アジア各国、南米などが活発に活動を行っているのが印象的。クウェートは次期会長選出国であるが150名もの代表団を送り、各委員会に複数の委員を選出し積極的な活動を展開。
・財務報告では事業が順調に進捗していることが報告され、収入266,000EURに対し支出219,000EURが報告された。DRM委員会にも4,000EURが予算化されている。
・次年度以降の主要会議開催地ノミネートに関する審議で、2012年理事会開催地にはスロベニアとチュニジアが立候補。誘致説明の後理事による投票を行い、同数となり、会長判断で最初に立候補したスロベニアでの開催が決定。2013年総会はシンガポールが立候補し採択された。
次回開催予定 2011年4月、理事幹部会議(Executive Board)パリ
2011年9月4-9日、スイス・ジュネーブにてWEC2011に合わせて総会、理事会を開催予定。次期会長選出。
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