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代表派遣会議出席報告
1 会議概要
1)名 称 (和文)国際科学会議 アジア太平洋地域事務所 科学計画に関する地域会議
      (英文)International Council for Science Regional Office for Asia and the Pacific
2)会 期 2007年11月21日~22日
3)会議出席者名 代表:吉野 博(特にサステナブル・エネルギー問題に関して議論するために、慶応義塾大学村上周三教授の代理で参加)
4)会議開催地 タイ チェンマイ   
5)参加状況(参加国数、参加者数、日本人参加者)18カ国、参加者数:60名、日本人参加者:2名
     
6)会議内容
・日程および会議の主な議題
会場の様子初日は、全体会議と報告、二日目は、午前が分科会、午後はその報告と討議である。 会議の主な議題は、①ハザードと災害防止、②エコシステムの確立、③サステナブル・エネルギー、の三つのプロジェクトに関する今後の研究計画を、次回のICSUの総会(2008年10月アフリカ、モザンビーク開催)において報告するため、報告書作成の進捗状況、作業方針などについて検討することである。
・会議における審議内容・成果
 初日:①と②については、プロジェクトに関する報告書作成の進捗状況については、関係する他の機関のレポートの紹介が行なわれた。セッション2
二日目の午前:分科会であり、③の分科会(10人参加)においては、学術会議の対外報告と日本・中国の建築省エネルギーに関する説明したのち、研究課題、研究の方針、優先順位などについて討議した。
二日目の午後:分科会からの報告が行なわれ、今後の予定などについて議論した。
 成果として、①に関しては、来年の総会に向けた報告書のリファインのための情報が得られた。②に関しては、報告書の目次が提出され、そのまとめの方向付けが出来た。③に関しては、今回、初めて議論され、報告書作成に向けた今後のスケジュールが定まった。但し、執筆者、リーダーの選出は来年1月になる。
・会議において日本が果たした役割
  ③のプロジェクトに関しては、「学術会議の対外報告:民生用エネルギー消費量削減に関する政策提言」と「日本・中国の建築省エネルギーに関する研究レポート」の提出・説明による建築省エネルギー問題に関する情報を提供した。また、日本からの参加により、③のプロジェクトに対する日本の関与に期待を集めた。集合写真

 ・ 次回開催予定 地域会議については特に議論なし。 総会については、2008年10月


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