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1 会議概要
1)名 称 (和文)2007年総会とマージナル・グループの社会文化研究への多元学際的な比較研究アプローチに関する研究集会
(英文)2007 Conference and General Assembly on Comparative Multi-Discipline Approach in Socio Cultural Studies: Marginalized Group
2)会 期 2007年10月11日~14日
3)会議出席者名 西原和久 名古屋大学大学院環境学研究科社会学講座教授
4)会議開催地 インドネシア・バリ島・デンパサール市(サヌール)
5)参加状況(参加国数、参加者数、日本人参加者) 6カ国、参加者数:約60名、日本人参加者:2名
6)会議内容
概要
4日間に渉り、合計14本の報告がなされた。本年度の論題は、簡潔にいえばマージナル・グループの社会文化研究への学際的アプローチである。
会議における審議内容・成果
研究集会では、1)少数民族の現在、2)アジアにおける国際労働力移動、3)GMS(Greater
Mekong Sub-region)に関するもの、などが主要な内容で、大変興味深いものであった。旧植民地におけるグローバル化時代の東アジアの現在への課題が共有できたと判断している。
会議において日本が果たした役割
IFSSOの現会長(日本の研究者)は、今回の報告への要請、及び次回のテーマ設定に関して指導的役割を果たした。また参加者である私は、地域研究の視点、国際労働力移動の問題、そして旧植民地支配の問題などに関して積極的に質疑に加わり、私見を述べた。
2.会議の模様
会議自体は、参加者が熱心に質疑に加わり熱気を帯びていた。上述のように、グローバル化時代の新たな脱国家的な事態に関する報告が多数あり、大変盛り上がった。(ただ、一部の報告では、ローカルな話題の報告が普遍性に欠けた面があり、その点は会長・参加者から厳しく指摘された)。
なお、次回以降は、タイでの開催や欧州での開催の意見が出て、今後の方向が論じられた。有意義な会議なので、次の会議への日本からの参加者の増加に努力したい
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