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1 会議概要
1)名 称 (和文)第18回一般相対論と重力国際会議(英文)18th International Conference on General Relativity & Gravitation
2)会 期 2007年7月8日~7月13日(6日間)
3)会議出席者名 佐々木 節
4)会議開催地 シドニー(オーストラリア)
5)参加状況(参加国数、参加者数、日本人参加者) 40カ国,500名,日本人参加者36名
6)会議の内容
・日程及び会議の主な議題
数値相対論,重力波天文学,量子重力理論,ダークエネルギー
・会議における審議内容・成果
上記の議題に関する最新の研究成果報告があり,それに関する議論や評価とともに,将来の展望や課題に関する意見交換が行われた。
・ 会議において日本が果たした役割
プログラム作成委員会において,招待講演者の選定作業に携わった。また,会議中はプレナリーセッションやパラレルセッションの座長を引き受けた。
・その他特筆すべき事項(共同声明や新聞等で報道されたもの等) 
ブラックホールで有名なKip Thorne氏やRoger Penrose氏による 一般講演があり,多数の一般参加者を集めていた。
2 会議の模様
一般相対論や重力に関わる広範囲の発表があり,活発な議論があちこちでなされていた。今回のハイライトは数値相対論によるブラックホールの合体計算の結果であった。今後は,より現実的な計算がなされるようになるであろう。それとともに,欧米では,LIGOやVIRGOといった大型重力波検出装置の第一世代の装置が完成し,重力波天文学に向けての準備が着々と整いつつある。今後5年くらいの間に重力波物理・天文学が大きく飛躍すると期待される。
3 次回開催予定ほか
2010年7月
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