日本学術会議は、本日、講演会「科学・技術への理解と共感を醸成するために」を開催しました。
昨今の国民の科学や技術離れの風潮を背景として、各界からの講演者・パネラーに、科学や技術に対する社会との共感を得るためには科学者をはじめとする関係者は何をなすべきか、特に人類の将来を担う子どもたちに科学と技術に対する夢を育むための方策にはどのようなものがあるかなどについて活発に御議論いただきました。
日本学術会議の声明「社会との対話に向けて」に述べられているように、日本学術会議は、今後とも、我が国の科学者コミュニティを代表する機関として、国民、社会の科学と技術への共感と信頼を得ることができるよう、科学者一人ひとりが地域の小中学校などの教育機関や地域社会とともに考え、教育や科学館事業などに積極的に参加することを通して、市民や子どもたちに科学の重要性や科学への夢を伝える行動「プロジェクト Science X」を実施していきます。 |