公開シンポジウム「学術会議地理教育・ESD分科会見解「ESD充実のための小学校・中学校・高等学校までの地理教育一貫カリキュラムに向けて」」

 地理教育・ESD分科会は、2026年5月20日に見解「ESD充実のための小学校・中学校・高等学校までの地理教育一貫カリキュラムに向けて」を発出した。本見解は、ESD(Education for Sustainable Development)、つまりは持続可能な社会の創り手を育む教育が小学校から高等学校まで各教科等で段階的に効果的に行われているとはいえないという問題意識から発出された。本シンポジウムでは、持続可能な社会づくりの能力の育成をめざすための本見解がどのように実装され、どのような効果をもたらすのかを検証し、見解の実装を図るものである。具体的には、①趣旨と「見解」の概要②小学校における世界の学習③小学校での実践④ユネスコとESDの観点⑤海外研究とのかかわりから⑥メディアからの視点から討論を深めていく。多角的に本見解の実装を検討し、教育関係者をはじめ多くの方に見解を理解してもらい、ESD充実に向けた小学校から高等学校までの地理教育一貫カリキュラム、さらには分野や教科を超えた融合的な学習を、柔軟に組み入れられるカリキュラムを作成しやすいような学習指導要領の実現に貢献したい。

イベント概要

開催日時 令和8年(2026年)9月12日(土)14:00 ~ 17:00
開催地 九州大学伊都キャンパス(福岡県福岡市西区元岡744)
対象 どなたでも参加いただけます。
プログラム
総合司会:由井義通(日本学術会議連携会員/呉工業高等専門学校校長/広島大学名誉教授)
14:00~14:10 報告1:趣旨と「見解」の概要
井田仁康(日本学術会議連携会員/立正大学特任教授/筑波大学名誉教授)
14:10~14:30 報告2:小学校段階における「世界との出合い」の日常化と体系化
村山朝子(日本学術会議連携会員/茨城大学名誉教授)
14:30~14:50 報告3:「世界の見方・考え方」を働かせる小学校社会科授業の体系化
中谷佳子・小磯友佑・山本修平・岩野敬(千葉大学教育学部附属小学校)
14:50~15:10 報告4:ユネスコスクールにおけるESDと体験と探究そして地理の存在価値
永田忠道(広島大学大学院人間社会科学研究科教授/広島大学附属東雲小学校・附属東雲中学校校長)
15:10~15:30 報告5:地域研究の視点から探究活動を再考する―地誌学習とフィールドワークの意義―
森本泉(日本学術会議連携会員/明治学院大学国際学部教授)
15:30~15:50 報告6:メディアの視点をESDに―社会と小中高大学をつなぐ取り組みから―
山口勝(横浜国立大学総合学術高等研究院 客員教授)
15:50~16:00 休憩
16:00~16:10 コメント(指定討論者)
志村喬(上越教育大学理事・副学長)
16:10~17:00 総合討論
 申込み 参加費無料・事前申込は必要ありません。
 問合せ先 由井義通
メールアドレス: yyui(a)hiroshima-u.ac.jp  ※(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本学術会議地域研究委員会・地球惑星科学委員会合同地理教育・ESD分科会 公益社団法人日本地理学会
後援:地理学連携機構