公開シンポジウム「健康な土壌から健康な社会を!―SDGsへの貢献」
2025年7月26日に開催した公開シンポジウム「Soil Healthとは? 土壌の健康の理解・維持向上・共有」では、1)土壌の健康は、人間、家畜、環境の健康が相互に依存する「ワンヘルス 」や「エコヘルス」のアプローチにおいて最も根本的な要素であり、「社会基盤」として地域・圃場ごとの評価と管理の実装が必要であること、2)土壌の健康を支えるメカニズムを指標化し可視化するための現場計測手法の開発が必要であること、3)土壌の健康を社会全体で共有し行動へつなげるための教育と倫理制度の実装が必要であること、を明らかにした。
この結論に基づき、土壌科学分科会、IUSS分科会、植物保護科学分科会では合同で具体的な活動について検討し、意思の表出の「報告」として「Soil Health(土壌の健康):国民的理解と持続可能な管理のイノベーションの推進」を発出することとしている。その中では、土壌の健康は農業技術への貢献だけではなく生態系サービスの基礎であり、SDGsに直接・間接に貢献する自然資本であること、その維持向上のためには適正な土地利用を図り、土壌の健康の監視と管理の技術と実践方法の開発が必要であること、そしてその意義の社会への発信を強化するためには、教育の在り方を改善し、研究者と技術者と市民の間で協働する必要があること、さらに様々な土壌関連の法律をつなぐ土壌の健康基本法の策定が望ましいことを述べることとしている。
本シンポジウムでは、これらの要点について話題を提供し、広く一般から意見を伺って、今後の具体的活動計画の基礎としたい。
イベント概要
| 開催日時 | 令和8(2026)年 7月25日(土)13:00 ~ 17:00 |
|---|---|
| 開催地 | 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)及びZoomウェビナー(ハイブリッド開催) |
| 対象 | どなたでもご参加いただけます。 |
| 定員 | 現地参加 約300名、オンライン参加 500名(どちらも当日先着順) |
| プログラム |
15:40 テーマ「地域の土壌の健康を向上しSDGsを達成するリビングラボを成功させるために」
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| 申込み | 参加費無料・事前申込不要 |
| 問い合わせ | 以下、リンク先の問合せフォームより送信ください。 お問合せフォームへのリンク |
| 備考 | 主催:日本学術会議農学委員会土壌科学分科会、農学委員会・食料科学委員会合同IUSS分科会、農学委員会植物保護科学分科会 共催:日本学術会議農学委員会土壌科学分科会Soil Health小委員会、一般社団法人日本土壌肥料学会 後援:日本土壌微生物学会、日本ペドロジー学会、一般社団法人日本土壌動物学会、公益社団法人農業農村工学会、日本第四紀学会、公益社団法人日本地理学会、一般社団法人日本森林学会、土壌物理学会、日本農作業学会、公益社団法人環境科学会、一般社団法人日本作物学会、根研究学会、森林立地学会、日本沙漠学会、日本腐植物質学会、日本熱帯生態学会、日本熱帯農業学会、一般社団法人日本農学会、ムーンショット型農林水産研究開発事業 循環型協生農業プラットフォームコンソーシアム |