公開シンポジウム「第72回構造工学シンポジウム」

 構造工学シンポジウムでは、査読付き論文集「構造工学論文集」の登載論文の研究発表や、建築・土木両分野にまたがる共通課題について相互理解を深めるための特別講演やパネルディスカッションを行い、産官学を横断した各界の研究者や技術者に学術・技術交流の場を提供し、もって構造工学分野の一層の発展を図ることを目的として開催する。
 第72回目となる今回のシンポジウムは宇都宮大学で開催され、2019年以来6年振りに東京以外での開催となる。栃木県は2011年東北地方太平洋沖地震、2015年豪雨による鬼怒川氾濫などの自然災害を経験している。また、宇都宮大学では防災に関わる教育・研究・地域連携を総合的に推進する地域防災に力を入れている。
 このような点から、今回は「構造工学の視点から考える地域防災」をテーマとして、特別講演とパネルディスカッションを企画した。特別講演ではまず、能登半島地震・豪雨災害の教訓に基づく広域地域災害への備えに関し、日本学術会議での議論を紹介する。その後のパネルディスカッションでは、2024年能登半島地震等の事例を踏まえ、地域防災さらには広域の防災・減災対策を建築構造、土木構造を対象とした構造工学の視点から振り返り、地方だけではなく首都圏等における今後の防災・減災に関わる技術を議論する。

イベント概要

開催日時 令和8(2026)年4月11日(土)10:15~17:45
4月12日(日)09:00~12:30
開催地 国立大学法人宇都宮大学陽東キャンパス(栃木県宇都宮市陽東 7-1-2)
対象 どなたでもご参加いただけます
参加費 無料
プログラム

○一般講演会
日時:令和8年4月11日(土)10:15~14:30・12日(日)09:00~12:30
内容:建築、土木および合同セッションに分かれて研究発表を行う。
[建築部門セッション]
4月11日(土) 13:00~14:30 1会場 1セッション
4月12日(日) 09:00~12:00 2会場 3セッション
[土木部門セッション]
4月11日(土) 10:15~14:30 4会場 8セッション
4月12日(日) 09:15~12:15 3会場 5セッション
[合同セッション]
4月11日(土) 13:00~14:30 1会場 1セッション
4月12日(日) 11:00~12:30 1会場 1セッション

○記念講演会
日時:令和8年4月11日(土) 15:00~17:45
内容:テーマ設定にもとづいて有識者による話題提供や討論を行う。

開会の挨拶(15:00~)
佐々木 葉(日本学術会議第三部会員/早稲田大学理工学術院教授/公益社団法人土木学会前会長)
米田 雅子(一般社団法人防災学術連携体代表幹事/宇都宮大学理事)
司会
永野 正行(日本学術会議連携会員/東京理科大学創域理工学部建築学科教授)
特別講演(15:10~)
「能登半島地震・豪雨災害の教訓に基づく広域地域災害への備え」
竹内 徹(日本学術会議第三部会員/東京科学大学名誉教授/一般社団法人日本建築学会前会長)
司会
永野 正行(日本学術会議連携会員/東京理科大学創域理工学部建築学科教授)
パネルディスカッション(16:15~)
「地域防災に貢献する構造工学」
「2024 年能登半島地震等における建物被害」
荒木 康弘(国土技術政策総合研究所住宅研究部住宅生産研究室室長)
「大都市圏フリンジにおけるコミュニティと地域防災」
石井 大一朗(宇都宮大学地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科教授)
「災害時の線状インフラの機能を再考する」
鍬田 泰子(神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻教授)
「橋は地域の生命線-地震後に“使える”構造をめざして」
藤倉 修一(日本学術会議連携会員/宇都宮大学地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科教授)
司会
田井 政行(摂南大学理工学部都市環境工学科准教授)
山本 憲司(東海大学建築都市学部建築学科教授)
 申込方法 参加申し込み不要。詳細は以下のリンク先ページをご覧ください。
シンポジウム詳細ページへのリンク
 お問い合わせ先 日本建築学会事務局 加藤
メールアドレス:kato(a)aij.or.jp ※(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本学術会議土木工学・建築学委員会
共催:公益社団法人土木学会、一般社団法人日本建築学会