公開シンポジウム「半導体テクノロジーはウェルビーイングを向上させられるのか?」

 現代社会では、ウェルビーイングを低下させる様々な要因が存在しますが、特にメンタルにダメージを与えるストレスが問題になっているかと思われます。人々の身体やメンタルの状況を計測するための技術開発は活発に行われています。例えば、パナソニックのデジタルヒューマン技術やデンソーの共感空間、アイシンの皮膚ガスセンサーをはじめ、様々な技術の開発が進められています。一方で、メンタルのダメージを解消する試みは数多くありますが、カウンセラーが介在するアナログ的な方法が一般的で、その方法や効果も千差万別と言われています。今回は大阪大学工学研究科で実施されているメンタルの改善に実績のあるカウンセリング手法に注目いたしました。
 今回のシンポジウムでは、現在の半導体テクノロジーを駆使して、カウンセリング中の生体情報を計測するとともに、画像データや音声データとの相関を機械学習等で分析することで、どこまでメンタルのストレスを低減できるのか、そしてどのようなデバイスが開発されれば一層、ストレスの低減が可能になるのか等について議論を深めます。

イベント概要

開催日時 令和8(2026)年3月17日(火)13:30 ~ 18:00
開催地 東京科学大学大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山2丁目12-1)(ハイブリッド開催)
対象 どなたでもご参加いただけます。
参加費 無料
プログラム
総合司会
西澤 典彦(日本学術会議連携会員/名古屋大学大学院工学研究科電子工学専攻教授)
藤島 実(日本学術会議連携会員/広島大学大学院先進理工系科学研究科量子物質科学プログラム教授)
13:30-13:35 はじめに
大橋 弘美(日本学術会議第三部会員/古河電気工業株式会社シニアフェロー)
13:35-13:40 趣旨説明
森 勇介(日本学術会議連携会員/大阪大学大学院工学研究科教授)
13:40-14:20 ウェルビーイングの観点から本シンポジウムに期待すること
鈴木 寛(東京大学教授/慶應義塾大学特任教授)
14:20-14:50 より良いウェルビーイングへの心理学的アプローチ 心痛い記憶の解消法
根岸 和政(大阪大学大学院工学研究科准教授)
14:50-15:10 心理的アプローチがひらいた異分野連携の扉 -境界領域研究をスムーズにする心のメカニズム-
丸山 美帆子(大阪大学大学院工学研究科教授)
15:10-15:20 休憩
15:20-15:40 無意識のブレーキに気づいたその先にあった、より生きやすい日常
佐々木 恵梨(日東電工株式会社全社技術部門研究開発本部基幹技術研究センター機能設計第2グループ主任研究員)
15:40-16:10 センシングによるカウンセリングの状態定量化の試み
丸山 博(パナソニック株式会社プロダクト解析センター係長)
16:10-16:40 ウェルビーイングの向上に向けた共感空間
伊藤 隆文(株式会社デンソー先端技術研究所HMI研究室長)
16:40-16:55 休憩
16:55-17:55 パネル討論
司会
森 勇介(日本学術会議連携会員/大阪大学大学院工学研究科教授)
パネラー
西澤 典彦(日本学術会議連携会員/名古屋大学大学院工学研究科電子工学専攻教授)
藤島 実(日本学術会議連携会員/広島大学大学院先進理工系科学研究科量子物質科学プログラム教授)
大橋 弘美(日本学術会議第三部会員/古河電気工業株式会社シニアフェロー)
森 勇介(日本学術会議連携会員/大阪大学大学院工学研究科教授)
鈴木 寛(東京大学教授/慶應義塾大学特任教授)
根岸 和政(大阪大学大学院工学研究科講師)
丸山 美帆子(大阪大学大学院工学研究科教授)
佐々木 恵梨(日東電工株式会社全社技術部門研究開発本部基幹技術研究センター機能設計第2グループ主任研究員
丸山 博(パナソニック株式会社プロダクト解析センター係長)
伊藤 隆文(株式会社デンソー先端技術研究所HMI研究室長)
17:55-18:00 シンポジウム総括(クロージング)
 申込⽅法 事前申し込み不要(詳細は以下のリンク先URL)
シンポジウムサイトへのリンク
備考 主 催:日本学術会議 電気電子工学委員会 デバイス・電子機器工学分科会
後 援:一般社団法人 応用物理学会