公開シンポジウム「岸養殖の現在地と持続可能な未来―データで問い直す日本の養殖業―」
沖合や陸上など新しい養殖形態が注目されているが、コストやエネルギー、実装の現実を踏まえても、それらが沿岸養殖を代替することは現実的ではない。日本の水産業の屋台骨は依然として沿岸にあり、この基盤を立て直さなければ国の水産業そのものが揺らぐ。現状は需給の不確実性の中で生産が続けられており、生産拡大にシフト可能な潜在力を顕在化させるためには、生産の一層の効率化と安定化が求められている。
本シンポジウムでは、この効率化を進める上で問題となる環境負荷、生餌資源、担い手の三つの課題を取り上げ、どこに、どれだけの問題があり、何を変えれば再生できるのかを定量的データに基づいて明らかにする。沿岸養殖の再構築に向けた実践的知見を共有する場としたい。
イベント概要
| 開催日時 | 令和8(2026)年2月6日(金)13:00~17:05 |
|---|---|
| 開催地 | オンライン開催(Zoom) |
| 対象 | どなたでも参加いただけます。 |
| 定員 | 500名(当日先着順) |
| プログラム |
セッション1『環境負荷の実態と養殖の持続性』
セッション2『海産飼料原料の持続性』
セッション3『担い手確保と地域継続性』
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| 申込み | 参加費無料・事前申込要 以下のページのリンク先よりお申込み下さい。 参加申込フォームへのリンク |
| 問い合わせ | 高須賀 明典 atakasuka(a)mail.ecc.u-tokyo.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください。 |
| 備考 | 主催:日本学術会議食料科学委員会水産学分科会 共催:水産・海洋科学研究連絡協議会、日本農学アカデミー、公益社団法人日本水産学会 後援:一般社団法人大日本水産会、全国漁業協同組合連合会、一般社団法人水産海洋学会、日本付着生物学会、日本魚病学会、国際漁業学会、日本ベントス学会、一般社団法人日本魚類学会、地域漁業学会、日仏海洋学会、一般社団法人日本海洋学会、日本水産増殖学会、マリンバイオテクノロジー学会、日本水産工学会、日本プランクトン学会、漁業経済学会、日本藻類学会、日本海洋政策学会 |